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liberté,amitié,illimité


by echalotes

2009年 11月 16日 ( 1 )

水漏れはクラシック♪

アリス姉に電話口で「水漏れはクラシックな問題ね~」って言われた。

そう、水漏れはよくある話。

TVの故障もよくある話…
だが、TVが壊れたことは横においておいて
「水漏って地固まる」の話を歓喜のうちに完結させねば。

クラシックのような音楽を奏でている泉のようになっていた
メーターのそば。

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この水漏れ発見の日、さっそく我が町の「水漏れ甲介」に電話をした。

電話口のお姉さんは「何時に行けるかこちらから電話しますね」と言ったけど、
その日、向こうからの電話はなかった。

翌日は祝日。
生活の場への直接の被害がないので、
祝日の日に「どうにかしてくれー」ってわめくこともない
と思い、次の日になってからこちらから電話する。

同じお姉さんだと思うけど
「それじゃあね…」
と時間が流れるので
「修理後に水道局にも電話しなきゃいけないし、
できるだけ早くお願いしたいんですけど」
あまり、ギャーギャー言うと返って疲れてしまうので
この程度にしておく。
「じゃあ、明日の午後に。」
「はい、待ってます。」

ようやく金曜日の午後、ムッシューモランがやってきた!

今、我が町の「水漏れ甲介」の名前をPCで打ち込んで気づいたのだが、
MORINという苗字、日本語だと「漏らん」と書けるわけで
「水漏れ甲介」の仕事にはぴったりの名前だ!!!

この「漏らん」氏は、この町に越してきたときからのお付き合いで
年に一度は、暖房の点検掃除に来てもらっている。

でも、ツバメの王子がいたときは、彼が対応していたし
私は「ふむふむ」って横で二人の話を聞いていただけだったからな。

それに、今年の初めの点検は病気のせいですっ飛ばしてしまった。

「暖房の点検、今年の初めはできなかったので、そのうちお願いしたいんだけど。
実は、今年は私が病気になっちゃってね。」と言い始めたら
「ああ、知ってるよ。マダム・ルルージュに聞いたよ。」

マダム・ルルージュはお隣のおばあさん。
彼女もムッシュ「漏らん」のお客さんで
暖房の故障で同じく修理依頼があったそうだ。

「うーん、南仏で治療をしたのはいい選択だね。この町じゃあね。」
と言ってくれた。
やっぱりね、小さい町の病院だと限界があるのよね。
こう言ってもらって、なんだか嬉しかった。
バタバタしたけど、自分で選んだことが正しかったんだなってしみじみ思えた。


ところで、水漏れ!
修理をするために、メーターの反対側についているコックをひねって
水を止めようとしたら、
「漏らん」氏が、「コックが固まっちゃってるよ~」ですって。
「水が止められないと、修理はできないから、水道局に電話して来てもらって
コックを換えてもらってね。その後、連絡してくれたらすぐ来るから。」

こういうやり取り
何回もあっちこっちへ連絡しなくちゃいけない状況。。。
日常生活への復帰へのリハビリと思えども
なんだかとても疲れるのね。

でも、とにかく水道局というか
水道を管理している我が市役所の一部「Bプラス」に電話をする。

ムッシュ「漏らん」のところと同じく
「携帯の電話番号を教えてください。担当から電話させますから。
今日の修理は無理です。」
そして、その日遅くなってもその担当からは電話が来ない。

かわりにムッシュ「漏らん」が電話をくれた。
「どうなった?来てくれるって?」
「へ?今日は来られないって。それで電話を待ってたんだけど
今のところ電話がなくてね…」
「ちょっと待って。早急に来てもらわなくちゃ。どんどん水流れちゃうし。
払うのはあなたよ~。
僕からBプラスの方へ電話してあげるから、何番に電話したの?」

はー、専門家から電話してくれるのがいちばんだから
嬉しかったね~、Bプラスへ電話してくれるって言ってくれた時には!

そして夜遅く「明日朝、9時に行きます」とBプラスから電話が入った。
ムッシュ「漏らん」ありがとう!
でも、あなたのところも「こちら電話します」って言って、
そちらから電話来なかったんだけどな。

土曜日だけど、朝9時ではなく、
9時半になってようやくBプラスの若いお兄ちゃんがやってきた。
まず、家の前の道路の下にある水道の栓を閉めてから、修理作業だ。
「古いコックだね~」

修理が30分程度で終わると言うので
その間にムッシュ「漏らん」に電話して
その後に来てもらうように頼んだ。

Bプラスのお兄ちゃんに
「どうして水漏れが起こったか原因はわかりますかね?」って聞いてみたら
「こんなもんですよ。漏れる時は漏れる。」
そうですね、時間が経てばみな古くなり疲れが出るものだからねぇ。

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ブルーのコックが新しく付け替えてもらったものだ。
水漏れ付近ののコックと比較すると
まあ、古さというか時代を感じますね。

その日の午後いちばんでムッシュ「漏らん」が来てくれた。
どうやら単にパッキンが古くなっていたのが原因のようだ。

ムッシュ「漏らん」は、請求書を書いて
紅茶を一杯飲んで、お隣のルルージュおばさんのところへ
暖房の修理に向かった。
いつでも忙しい「漏らん」氏である。

古い水道管やコックは、家のあちこちにあり、またいつどこで水漏れするのか
少々ドキドキするが

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そんなときは、この「漏らん」氏に「漏らんようにして!」って頼むしかないわね。
それにしても、出費になっちゃったわね。
Bプラスのコックの交換は、普段の水道料金の中に含まれるそうだけど。

なんて思っていたら
大家さんから電話が入った。
「Bプラスから連絡があって、水漏れだというので心配して電話したんだけれど」
「あ、その件ですね。すっかり落ち着いたら電話しようと思ってたんです。」
と、事の次第を説明して、
「漏らん氏が、これは住居人のあなたが払うべきものだと言っていたので
私が払いました。」と言ったところ
「普段使用する箇所の手入れや修理は住んでいる人が払うのは当然だけど、
メーターの横の水漏れは、不可抗力なわけだし、それはこちらが払いますよ。」
「そうですか?じゃあ、請求書の写しを送ります~」

というわけで

水漏れは直り
りんご姫の出費はなく・・・

そっか、それぞれがそれぞれの仕事を果たしたってことか…

Bプラスのお兄ちゃんは、水道局のやるべきことをし、
ムッシュ漏らんは、修理をし、
住人のりんご姫は、住んでるものとしてあちこちとのやり取りをし、
Bプラスはいち早く大家さんに連絡をしてくれたし、
大家さんは、大家さんとしてきちんと支払いをしてくれる。

なんだかんだ
いつもごたごたするフランスだけど、
結果オーライで、

クラシックの泉の音楽は聞こえなくなったし、
なんだか清清しい気持ちで
水漏って地固まった」のであった。

あとは、
Bプラスのメーター検針の担当者にもう一度来てもらって
再び検針してもらって
普段より非常に多くなっている使用量は
Bプラスにお手紙を書いて
事情を説明すれば
ほぼ昨年と同じ料金を払うことですむ
らしい・・・

これもスムースにいくといいな。

と思っていたところに
テレビの故障が
やってきたわけだ。

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日常生活へのリハビリは続くのだなぁ。

このテレビ、ここに引っ越してくる時に
南仏の友達たちが引っ越し祝いにプレゼントしてくれたものなんだけどなぁ。

カシューはりんご姫の後ろのソファーで
気持ちよさそうに寝てるけど
いいね~、こういう心配がなくて!

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長くなりましたが、
以上
りんご姫家特派員のりんご姫が
りんご姫宅に起こった水漏れ事件をお伝えしました。



でも、まだ続くのよ。↓

白いバラのお客様が原因?!
by echalotes | 2009-11-16 23:40 | 我が家で静養