ドクターへの挨拶は「よいお年を!」
2010年 12月 07日
ドクター・ステファンのキャビネもクリスマスの空気にやさしく包まれている。
おじいちゃん、おばあちゃんに連れられて診察を終えた小さい男の子が
ドクターに「また明日!」って挨拶したので
待合室にいたみんなが大笑い!
「今度会うのは明日じゃないよ~」
ドクターも大きな声で笑う。
そのドクター、
りんご姫の血液検査の結果も日本への旅行のことも
「よかったね~」と喜んでくれた。
りんご姫が「こういう状態が続きますように」と言うと
「続かなくちゃね。続けようね。」と言ってくれた。
甲状腺の〝橋本家〟は、これで卒業!とすぐにさよならをするわけにはいかないけれど
また1月後に検査をして、少しずつ薬の量が減っていくことになりそうだ。
問診、触診、視診・・・血圧や体重も量ってもらい、
日常のちょっとした話もして
ドクターは、一人の患者にたっぷり15分くらいをかけてくれる。
でも、次の患者さんを迎えるときは
頭の中をさっと、切り替えていることがドクターの表情を見てよくわかる。
みんなのかかりつけ医であり、総合医であるドクターの仕事は大変だ~。
次に会うのは・・・1月の中旬ごろかなと考えて、挨拶は・・・
「よいお年を!」になった。
そして、力強い握手で、今年最後の診察は終わったのであった。
すがすがしい気持ちで、町の様子を見ながら歩く。
ベルギーチョコレートのお店や
小さな花屋さんのウィンドウも
クリスマスの飾りは
シンプルで、白が基調になってるけれど
「あたたかい気持ちになるな」と
例年よりは遅めになったけれど
来年の手帳を買って
いつもの姫りんごと冬枯れのマレの風景を見ながら
家に戻って「かっちゃん!ただいま!いたずらしてなかった???」と挨拶すれば
「いたずらはしなかったよ。でも、おなか空いた!早くご飯ちょうだい!」と毎日の行事が続くのであった。