春のマレ仕事27 耕作は工作だ!
2010年 04月 26日
カシューの散歩公園の花がどんどんと夏服に変わっていく。
しゃくやく
カラー
木陰のつつじがかわいい。
ところで
昨日の日曜の市場で買ったアスパラガスは
近くの大きな森のあるソローニュ産。
そのアスパラを売っているおじさんは
いろーんな苗、それもよい子の苗をたくさん売っているので
いつも長ーい列が出来ている。
そこでとっても美しいナスとレタスの苗を見つけて
「りんご姫の畑へ行きたいよ!」と苗たちの声が聞こえたので
「じゃあ、いらっしゃい~」と答えた。
ナスは、風のない日の午前中に植える
そうで
植えた。
風除けには行灯がいい
そうで
行灯かけた。
今日の工作、傑作じゃ~とあちこちから眺めた~。
行灯作りは
朝も早よから
鋸を手に持って、ちょうどいい長さに支柱を切ったり・・・
ツバメの王子がいろいろ残したガラクタの中には
仕事で使っていた道具や
使い残しの材木やその切れ端など
実に畑仕事に役に立つものがあるのじゃ~。
なんでも取っておく人だったから
「どうするの~この荷物!?」と頭を悩ませてたけど
全部、畑に利用してしまおう!
それに、
どういうわけか
日本から持ってきて
どういうわけか
3つだけ取ってあった半透明のゴミ袋の大きさがまたちょうどいい~。
この行灯に「ホクレン」ならぬ
我が町の名前からとって「ブルレン」なんて書いてみようかしら。
ね、ミントさん!「ブル農協」の方がいいかな?
苗も行灯の中でほっとしているよう。
行灯の周りに見えるごろごろしてるのは
石ではなくて、土が乾燥して固まった塊だ。
耕しても、乾燥するとすぐこうやってかさかさのゴロゴロの土になる。
そんな特徴のある土だから
畝を作っても、表面がすぐに乾いて植え付けがしにくいので
たぶん畝を作らないんじゃないかな・・・と推測するのであります。
そして、この土を平らにするのは難しくて、マルチがけがしにくいのも
マルチをしないひとつの理由かな。
見た目はこんな荒れたような土だけど
栄養はたっぷりのようで、野菜はそれなりに育つ。
このゴロゴロの土を押し上げてくる野菜たちの芽の力はすごいねっ!!
家のプランターのべべパセリたちは、かわいい盛りを迎えた。
昨日買ったたくさんのイチゴは
そのままパクパクと口に入ったり
プチミルフィーユにしたり
半分は、ジャムにした。
ジャムを作ったお鍋に牛乳を入れて作った
イチゴミルクもおいしかった~。
次回は、畑のイチゴでいろいろ作れるかな?作れたらいいな。
夕方には、「お母さんは、あたしをもうマレには連れてってくれないのだな・・・」と
情けない顔をしていたカシューを連れてマレへ戻った。
雑草にだってかわいいものはある。
メルルの親鳥やべべたちの姿はもう見えない。
みんなで飛んでどこかへ引っ越していったんだな。
日本はGWになるんですね。
「みなさん、よいGWを!!!」
幸せのすずらんからのメッセージをお伝えしました。