春のマレの小屋修理と畑仕事⑫
2010年 04月 09日
白い果樹の花たちが一斉に咲き誇る時がやってきた。
桜は、花がまだ少ないな。
プラムの木は、小屋の横の木も
島の奥の木も、満開に近い。
お隣さんたちの果樹もみんな、どこを見ても白い花をつけている。
これはプラムの木の花だけど、桜にそっくりだ。
川の先の方にも、隣のトニオの島にも白い花が見える。
ソーラー君は、充電中。
カシスは、葉っぱが青々と大きくなってきたけど、
背景の雑草にまぎれてる~。
ミラベルは、下の方の枝を結構切ってあげたので
いつもより心なしか花が多い気がする。
今度は、上のほうの枝も摘めてあげなくちゃね。
ミラベルの木の下の雑草を取っていて、ふと顔を上げると
「いいな~、この風景~」と思いながら、しばらくボーっとする。
取った雑草は、島の縁の補強に参加だ。
川に浮いているのは、いろんな島の縁から剥がれて来てる土の破片。
春だなぁ。
雑草取りにかなりの時間をかけたけど
レタスを3種類撒いて、
トマトのコンパニオンプランツにもなるし、花としてもかわいらしい
マリーゴールドも撒いた。
マリーゴールドの種のおもしろいこと、おやゆび姫のマッチのよう!
軽くて、土をかけてあげる前に風にさらわれそうだった。
帰り道のモクゲンジ通り。ここからカテドラルの塔が見えることに初めて気がついた。
この週末は、お弁当を持って、マレでお花見だな!
午前中の散歩に出かけようとしたとき
いつもなら午後1時頃に来る郵便屋さんが家の前にいて
カシューがすごい勢いでほえ始める。
家の中にいても、郵便屋さんの自転車の音がすると
吠えるのだけど、
今日は、目の前に現れちゃったから、それは大変!
郵便屋さんがりんご姫に手紙を手渡して、去ろうとしたとき
「すいませんね、郵便屋さんのこと覚えられないようで」
と言い終わるか終わらないかのとき、
郵便屋さんが自転車のペダルに乗せようとした足に噛み付く・・・
かのような行動を取ったので・・・
カシューは、りんご姫に思い切りお尻を叩かれた!
「びっくりした~。こんなことは初めてだったので
びっくりして、ふるえあがちゃった。
母さんがこんなに怖いことは、初めてだ。
今度郵便屋さんが来たときに、吠えちゃいけないって覚えていられるかな。
忘れちゃいそうだな。
でも、またお尻を叩かれたくないな。」