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by echalotes
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にっぽん・フランス「患者の気持ち」往復書簡⑧


またいきなりですが、
「海草禁止令」が撤回されました。

24日に行った血液検査の結果を持って
26日の金曜日に、Endocrinologue 内分泌科の専門医 の診察を受けました。

カテドラルから一直線に伸びる通りの18番地に
そのドクター・ボワッソンのキャビネがあります。
同じ通りの40番地に神経の専門にドクター・アンドルーのキャビネがあるので
まさに、一件一件お医者さんのところの扉を叩いている印象です。

今度の血液検査の結果は、以前の結果とは逆の値で
患者の私にはよくわかりませんが、
ドクターは、甲状腺ホルモンが上がったり下がったりを繰り返しているのだろうと言っていました。

「それで、結局私は、病気なんでしょうか?」と聞いたところ
首を振ってくれました。

治療も薬もいらず、1ヶ月後に再び血液検査をして様子を見るそうです。

ホルモンというものは、なんだかよくわからないものですね。


ネクタイをきちんと締めたドクターは、万年筆でいろいろ私に関することを
紙に書いている最中でしたが

「ひとつ大事な質問があるんですが、海草は食べちゃいけないんでしょうか?」

と聞いてみました。


かかりつけのドクター・ステファンに「海草は控えた方がいい」と言われてから
おせんべいにちょっとついている海苔さえ避けてきたので
これからもこれを続けなくちゃいけないのか、
多少は食べてもいいのか、
私にはとっても大事な質問でした。

ドクターは、海草は関係ないと言ってくれましたよ。
「ブルターニュ地方の人のように海草を食べる生活を送っている人たちを
全て移住させるわけには行かないでしょう~?!」って笑いながらね。

「海草が食べられる!」
これが何よりも嬉しいこの日の診察結果でした。


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マルセルとウィリーのワイン屋さんがすぐそばだったので
思い切って、いったいマレの小屋の屋根の修理はしてもらえるのかどうか
聞きに言ってきました。

なにしろ、2週間連絡がないので、当てにしていいのかどうかだけでも
聞きたかったのです。

このことは、また別のところに書きましょう。


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(追記 これは、ベニコブシと思われる)

カテドラルの手前の市役所の小さな庭に
こぶしのような花が咲いていました。
なんだろうとしばらく見上げてしまいました。

横断歩道で待っているとき、お迎えタクシーが目の前を通って
顔なじみの運転手のお姉さんが手を振ってくれました。
小さなことだけど、こんなことも嬉しいものです。


ところで、24日の血液検査は早朝に行われ、
珍しく吸血鬼技師は男性でした。

針が刺さるときは痛くなかったので嬉しく思いましたが
その後、ずいぶん長い間、血を吸われました。

絶食でなくてよいと言われていたけれど
紅茶とオレンジジュースだけしか摂ってこなかったので
血を吸い取られている間に、元気も吸い取られてしまいそうでした。

一生懸命、
「おいしいクロワッサンとパン・オ・レザンを買って
帰ったら朝食のやり直しだ!」と考えました。

パリパリのクロワッサンを売っているお店は閉まっていたので
それを食べる夢が消えて残念だったけど
血液センターの少し先のお店まで歩いて、
モチモチのクロワッサンとパン・オ・レザンを買いました。

そして、家に戻り、半分眠りながらむしゃむしゃ食べてる時には

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三日月と満月を食べてるみたいで幸せを感じました。


おいしいものをおいしく食べられる幸せは大事にしないとな、とつくづく思いました。

おいしさをじっくり感じるためにも、来週には歯科にも行きます。
採血と婦人科の診察もあります。

5年続けなければいけないホルモン治療も、すでに6ヶ月目に入っています。

時は過ぎていきますね。
雨でも、風が吹いても、春を感じて今を楽しみましょう。


追伸 
髪の毛が長く伸びてきてタオルで拭くだけではすっきり乾かなくなってきたので
ドライヤーを使い始めましたよ。
by echalotes | 2010-03-26 23:08 | 患者の気持ち