りんご姫の~姫りんご印の~帽子の~ソルドです!
2010年 01月 14日
こちらの巷では
1月の6日から、ソルド、バーゲンが始まっています。
2月9日までかな。
たいてい20パーセントとか30パーセント引きくらいから始まって
最後は50とか70パーセント引きになるのだけど
今年は、最初から50、75パーセント引きになっているお店が多い。
あまりに寒いので
カシューとの散歩用に中に毛のついたあたたかいブーツを買った。
バーゲンで問題なのは、サイズがあるかどうかだ。
あった!
あったかい!
足元はこれで暖まりOK!
では、頭はと言えば・・・
いろいろ帽子が増えましたよ。
はい、モデルはいつものあたしです。
生成り色の鹿の子編み。
紺と空色とレンガ色の組み合わせは、二目ゴム編み。
紺の糸と空色の糸はかなり古いもの。
レンガ色の糸は細かったので2本で編んだ。
この帽子だけだと、少々スースーして寒いので
2重にするのがよろしいようです。
このレンガ色の入った帽子を作りたかったのは、
以前友人からもらったオレンジのだぶだぶ手袋に合わせたかったから。
ほんとは、もう少しレンガ色の部分を細くするつもりだったのに
その場で、このくらいかな…よし、ここで色を変えよう…と
行き当たりばったり、一発勝負なので
出来上がりの感じは、できたときのお楽しみ。
ハリネズミ色の編みかけは、これから帽子になる予定。
母が、おそらく弟が小さいときに
弟に着させようと思ったものだと思う
が、帽子に変身する~。
さて、どんな帽子になるか、お楽しみに~。
「母さん、製作者もちょっとくらい顔出さないと!」
同じ青系の2色とグレー、生成り色を使って、色の並べ方を変えてみた
りもした。
楽しい!
こっちもいいな。
では、よーく見てください。
次の3つの写真は、どこが違うでしょうか。
簡単ですね。
そう、ポンポンの色が変えられるようにしたんです。
気分で、今日は雪が降ってるから白いポンポン!なんてね。
でも、これは時間がないと、そんな悠長なことはしていられませんね。
これは、ウサギでもハリネズミでもありません。
毛糸です。
この毛糸はバーゲンで買いました。
まだ途中ですが、とても気持ちのいい肌触り。
ただ、編むのは、網目が見えにくくて大変です。
間違いを確認する手間を省くため
ずっと表編みで編み続けています。
あー
これもチョコレート色ですが、
これはカカオの香りはしませんので、あしからず。
レンガ色の入った帽子に合わせるマフラーが欲しいと思って
レンガ色で細めのマフラーも編み始めました。
最初は、帽子に入れた紺と空色の毛糸を細く2段か3段
アクセントに入れようと思ってたんだけど、
農のいろは塾のはたけ番さんのところで
冬の八ヶ岳のそばの夕焼けを見たら
その夕焼けが
レンガ色のマフラーに飛び込んだ!!!
マフラーの中の小さな
冬の八ヶ岳の夕焼け。
これは、何回かほどいては、もう一段この色を増やす…減らす…
と、時間がかかって
まだ納得が行ってないけれど
楽しい!
これは、マフラーじゃなくて長めのミトンにしてもいいわね。
それか、ざっくり編んだセーターの襟のような円状のマフラーが流行ってるようだけど
黒いタートルネックのセーターのアクセントに
小さなつけ襟として、この小さな夕焼けを使ってもいいかもしれない。
もう少しレンガ色の糸を編み続けながら決めよう。
これは、小さな夕焼けになったけど
別に大きな夕焼けも作りたいな。
楽しい!
春に向けての色遊びとしては
白とグレー、ピンク、黄色、水色を
いろんなふうに混ぜてみている。
この部分をフードにして
長めのジレができたらいいな
と思うけど、それは時間のかかることだろうし
糸の量を計算していないので
いったいどうなることやら。
こんなふうに
気まぐれに
毛糸パレットを見ながら
不意に何かを編み始めたり
時には、集中して編み続けたり
雑誌や本、ネットをひっくり返して、編み方を確認したり
カシュと散歩に出る時には
道行く人たちの帽子を観察したり
風景の中の色の組み合わせに感心して立ち止まったり
モノトーンもいいけれど
この冬のように雪が多かったり、どんよりした低い空が続くようなときには
はっとするような色も使って
そうすると
八ヶ岳の夕焼けを抱えているような気分になったり
南仏の青い夏の海の香りがふっと鼻の前を通っていったり
温かさに温かさが重なる気がします。
一等最初にいろんな編み方を思い出しながら編んだものは
お箸で止めて
これは、また続けてタピスリーにでもしようかな。
楽しい!
チョコレート色の毛糸以外は
20年、30年、40年前のものです。
きっと今は同じものは手に入らないでしょうね。
もしかしたら
みなさんの押入れにも編みかけだったり
余ってそのまま残ってるたったひと玉の毛糸があったり
するかもしれません。
そしたら
それは捨てたりしないでくださいね。
りんご姫がいつか回収に?!伺って
例えば、夕焼けのほんの一部の色として使うかもしれません。
そう、いつか毛糸回収屋さんとして
カシューと旅に出るかもしれません。
「え、母さん、なんかすごいこと言ってない?????
母さん、楽しいのはわかりましたよ。
でも、もうそろそろ寝ませんか。
あたし、ついていけません。
今年の母さん、去年に比べてパワフルすぎます・・・」