初秋の風景
2009年 09月 21日
秋という季節も
そうなることはわかっているものの
トースターから
ポンと
こんがり焼けたトーストが出てくるとき
ちょっと驚くように
はっ
と思うように訪れる。
今年初めて見た赤く色づいた葉
「紅葉してる!」送迎タクシーの中で思わず声になっちゃった。
ほおづきみたいな実のような部分が黄緑だったのに
今は茶色になっている。
この木の名前はまだわからないけど
もうちょっと観察してみよう。
もう、枯れた葉が舞う季節なのね。
木々には枯れた葉が見えないんだけどな。
りんご姫が「眠~い!」という時の格好ね。
カシューの散歩公園は、野外美術館でもあ~る。
この調子だと、あっという間に落ち葉の海ができそうね。
芝生には、キノコも生えちゃってるし。
でも、そばに咲いているのはパクレット。
普通なら復活祭の頃に咲く、春の花なのにな。
光の具合が、夏とは違って穏やかね。
りんご姫の髪の毛は、こんな具合に不揃いに
それでも、少しずつ勢いよく生えて来ているのよ。
この秋の空は、
日本へも
他の国へも続いてるのね。
日曜日ののんびり散歩の終点は
サン・ボネ広場の市場。
こんなふうにサン・ボネのレアールの前の広場に
いろんなお店が出て賑わうのでした。
今日、月曜日からパリでは
郵便配達のみなさんがストライキを始め
明日からは、全国的になるそう。
それも、無期限のストライキ!
郵便局が民営化になっていくために
彼らの立場がどうなるのかということで
大掛かりなストライキ!
先に民営化になっているフランス電電公社(この訳がいちばんわかりやすいと思う!)
では、過労死ともいえる自殺者がものすごく増えていて
いろんな不安がフランスにも広がっているのね。
極東の国、日本でも郵便局は問題になってるけど
この西の国では、このストライキでどういう流れになっていくのかしら。
大事な郵便物は
ちゃんと届いて欲しいんだけどな。
以前の大きなストライキで
ニースの町などでは1ヶ月も郵便がストップしたことがあった。
なんだかワサワサした秋になりそうな
ニュースだなぁ。
先が見えない深い霧の朝。
午後にはお日さまが出てきてほっとする~。
今朝の放射線治療のあと
ポワーットドクターの代わりのドクターの
少し若いおじさんドクターが診察してくれた。
「全て順調ですね。」
今回の“処方箋”は
「手術側の手で重い荷物、
例えばじゃがいも買ったら、
そういうものは持たないようにね。
それから、高い所のほこりを掃除しようと思って
無理に腕を伸ばさないようにね。」
じゃがいもが例に出るところがフランスらしいでしょう?
高い所のほこりは
年末の大掃除までほっておきましょう!
「そろそろ畑の仕事をしようと思ってるんですが」
という質問には
「休み休みね、無理をしないように。」
そろそろですね。
社会復帰ならぬ
畑復帰!?!