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by echalotes
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春の引越しです。

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「はい、そんなわけで
この復活祭の週末に
村の反対側へアンヌちゃんたちとともに引っ越します。

今度のおうちは山にもっと近いところで
ぶどう畑の真ん中です。
私がそこでどんな活躍をするか楽しみにしててくださいね。

ところで、ママはいろんなお友達の家で生活するのに
ちょっと疲れてきたみたい。
2回目の抗がん剤が終わったら
少しの間、我が町に我が家の様子などを見に行ってくるんだって。

私は南仏でお留守番。
なんだかどこが私の家かわからなくなってきたよー。

でも、遊び相手のサーシャもいるし
楽しけりゃいいっか。

さて、私も引越しの荷造りしなくちゃ。
毎朝食べる朝食クッキーとご飯のドックフード、
それから遊び道具のボールとバナナ!

あー忙しい、忙しい。
ほんとに人生にはいろいろあるわ~。

忙しい毎日を送ってらっしゃるみなさん
私もがんばるので
みなさんもがんばってくださいね!

またおしゃべりしに来ますー。」


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「ちなみに、僕のバナナは赤いんだ!
カシューは俺に任せて
りんご姫、自分の家でゆっくりしてくるんじゃぞー。」
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by echalotes | 2009-04-10 17:37 | 南仏での静養
アンヌちゃんは私とほぼ同い年。
ただ「丙午年」うまれなので、かなり鼻息が荒い!

アンヌちゃんとはどんな女性だったっけ?
昨年の2月にわが町に息子のピロー君と遊びに来てくれたときの写真を取り出してみよう。

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おお、カシューが長髪でないのに驚くな~。
一年ちょっとでずいぶん頼もしくなっちゃったカシューだな。

そう、アンヌちゃんはこんな感じの肝っ玉母さん!かな。
正面を向いてにこーッとすると、「ペコちゃん」にとってもよく似ている。

息子のピエール君は、今思春期に入りたての13歳。
彼が2歳のときから知っているから、
ピロー君もずいぶんと大きくなったものだ。
中学校では、「ドクターハウス!」と呼ばれていて将来有望な男の子だ。
今、フランスでは「ドクターハウス」を放映中で
うん、顔の感じなかなか似ているかも。
将来は個性派俳優になれるのではないか。

授業中はかなりおとなしくおりこうさんにしてるようだけど
おかあさんのお迎えの車に乗り込んだとたん
「今日、スコット先生がね…べらべらべら」
「ユーゴ君がね…べらべらべら」
おしゃべりがやまないのである。

俳優として大金持ちになった際には
我々のための「老人ホーム」を作っておくれよ。
アンヌちゃんと私は特別室にお願いね。
特別の心の行き届いたサービスも頼みますよ。
って、本日のお昼にお願いしたのでありました。

アンヌ家にはラブラドールのサーシャ以外に
2匹のおばあちゃん猫、黒猫のマヤとぶちのピユーもいる。
とてもにぎやかなのである。

アンヌちゃんはピロー君が家の中のどこにいようと
確かめる前に「ピエール!ピエール!」ってまず大声で叫ぶ。

食事中は「ぺちゃぺちゃ食べないの!」
「ナイフをきちんと使いなさい!」等々、
食事作法には厳しく…

ピロー君が興奮気味にいろいろ学校での出来事などを離し始めると
「そんなふうにいらいらして話すのはやめなさい!」
ってピシッって言うんだけど・・・

そういうアンヌちゃんも
よく興奮していらいらしながらおしゃべりするのよね。
「この母にしてこの子ありだなー」

カシューがやんちゃでうるさいのはりんご姫に似たから!?
思わずわが身を振り返るりんご姫であった。

さて、このアンヌちゃん
ピロー君の父親であるご主人と離婚を控えている。

そのため・・・
今週末に同じ村の中なんだけど・・・
引越し!です!

だから・・・
りんご姫とカシューも
アンヌちゃんに付いていきますー!

病気療養中なのに・・・
またまた引越しなのです。
「ふーッ!」

なぜアンヌちゃんが離婚することになったのかは
話が長くなるので機会があるときにゆっくり話すことにして

全く人生にはいろんな波がやってきますが
フランス人はその波の周期がどうも日本人よりも速いー!

離れたかと思うとすぐくっついたり
うまく行ってるのかと思うと、急に別れたり
笑ったかと思うと大泣きしたり
泣いたかと思うと翌朝は何事もなかったようにすっきりした顔をしていたり・・・

10年フランスに住んでても
フランス人の行動には目がくるくるしちゃうりんご姫でありました。

「お母さんも大変だけど、子どもも大変だよね。ピロー君!」

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「そうだね。でも、なんとかやってるよー。」

みんなパワーがあるなぁ。
カシューよ、放浪生活をしながら我々も強くなろうではないか!
アンヌちゃん、もうしばらくお世話になります。
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by echalotes | 2009-04-08 05:12 | 南仏での静養
「おはようございます!準備はできていますか?
私が手術室までお送りします。」
と現れたお兄ちゃん。

前日と当日の朝に殺菌用の薬品でシャワーを浴びて
濃紺の手術のための紙製の後ろ開きの“ドレス”を着て
私はめがねもコンタクトもしていないので
どんなお兄ちゃんかよく見えないのよ。

このお兄ちゃんは
ほんとに病室から手術室手前まで私を運ぶのがお仕事。
実に分業がはっきりとしてるのよね。

紺の紙の手術用のドレスは、なんだかちょっとおしゃれ。
セーラー服みたいで「よく似合うわよ!」ってほめえくれるけど
魔法使いのキキの黒いドレスにも思える。
腕には生まれたての赤ちゃんみたいに
名札つきのグリーンのプラスティックのブレスレット。

べットが動き出すと
「なんだか台車に積まれた荷物みたい」と思いながら
流れていく白い廊下の天井が「おもしろい!」

横を通り過ぎていく
いや、私が通り過ぎていくんだけど
看護婦さんたちの笑い声が聞こえてくる。

大きなエレベーターで地下までおりて
さっきのお兄ちゃんとさよならしたら
今度はおばちゃん看護婦さんが
「大丈夫?これから麻酔室に行きますよ」

いっぱいダンボールが積まれていて
「なんだか、デパートの売り場の裏側みたい」

「ちょっとここで待っててね。麻酔室が今、いっぱいだから」
「はい。」
私は廊下で段ボールと壁の間で待たされる。

麻酔室は10人ほどの大部屋だ。
寝てる人もいれば、ちょっとうなってる人もいるし、「痛いよ」と看護婦さんに苦痛を訴えてる人もいる。
きょろきょろしちゃうよ。
「私はどうなるんだろう?」

「りんご姫さんですね。生年月日は?」
あ、本人確認だ。いやー、病人間違うちゃうといけないからね、そりゃ必要よね。

「どっちの胸を手術するの?」
「あ、左ですけど…」
カルテに書いてないの?看護婦さん同士でコミュニケーションとらないの?
それとも、私の意識状態の確認のために聞いてるのかな?

一本注射を打たれて、しばらくしてからいよいよ手術室だ!
「おー、MRIやCTスキャンの検査室に入ったときも、映画のシーンのようだって思ったけど
がらんとしてる手術室も映画のようね。手術台は幅が狭いな~」

「はい、血圧は測りますよ。」
「はい、左腕をこの台の上に乗せて」
いろんなところが縛り付けられていくなー。

「少し足を広げて!」
足は関係ないと思うんだけど、なんだか大きなアルミチューブみたいなのを足元からドレスの中に入れられる。
「寒くないように、あったかい空気を送りますからね」
まあ、なんていう心優しい気遣い。

「はい。麻酔をしていきますよ。」
「はーい。麻酔が始まったら1,2,3って数える前にもうわからなくなってるって聞いたけど
3までは数えられたな。ドクタールアネはまだ来ないのかな。カシューはどうしてるかな…走ってるかな…」

・・・

「大丈夫ですか?」
「はい。なんだかすっきりした気分です」
ドクタールアネの姿を見ることなく、手術は終わっていた。
ほんとにルアネ先生が手術してくれたのかな?
弟子が変わりに手術したんじゃないかな?疑問だー!

でも、なんとすっきりした気分だろう。
「眠った」という感覚じゃなくて「ワープした」感じ。
「最大限可能な限りの麻酔をしましたからね。」

体には左の脇に2本のドレーン、
右の上でに痛み止めなどの点滴がされている。

「りんご姫。病室に戻りまーす」
看護婦さんが天井のマイクに向かって叫ぶ。

「ただいま。アリス。」
「大丈夫?」
「大丈夫みたい」
「なんだか顔色がいいわよ」
「そう?確かに私、元気みたい」

夕方、6人ほどのインターンを連れて
ギトギトに光るほぼ七三わけの黒髪のドクタールアネが現れた。
「りんご姫さんは、左胸の摘出を受けたばかりです。」
インターンに説明してる。
それから私に向かって
「全摘に決めたのは大正解でした。
奥にたくさんがんが見つかったからね。」
ものすごいニコニコ顔である。
手術が大成功に終わった印だな。

こうして偉大なる外科医のルアネ先生とはたったの2回だけ会っただけであった。
まさしく分業の世界であるー。

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「よかったね、無事手術が終わって。
私もママの横にいたかったな。
だって、病院っておもしろそうなんだもの。
でも、私は手術台大嫌いなんだけどね!ワン!」
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by echalotes | 2009-04-07 05:10 | cancer du sein 治療
雨の日だって
そりゃ外に出たいわよね。

「外に出して~」
「はい、どうぞ」
と、ドアを開けてしばらくすると
「おうちに入れて~」
「全くカシューは気まぐれなんだから」
と、椅子から腰を上げるのが面倒くさくて
しばらくほっておくと

「こっちからでもいいから、入れてよ~」

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「そっちがだめなら、こっちからでもいいからさ~」

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「わかったわよ。でも濡れてるじゃない!
顔と足だけはとりあえず拭かないとね。」
毎回雨降りの外から家に入るたびに
タオルで拭いてあげるものの
これも何度も繰り返されると

「あー、面倒くさいな。自分で拭いて!」

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「わかった。」

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「これでいいの?」

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「こんな感じ?」

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「走ったほうがうまく拭けるかな」

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「うまく拭けてるかどうかわかんないよ」

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そして、タオルを投げたあとは
ぺろぺろ作戦で仕上げなのでありました。

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「雨の日も楽しいよね!」

「そりゃ、あなたは楽しいわよね。
もう少し自分できちんと拭けるようになってね。」
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by echalotes | 2009-04-06 05:10 | 南仏での静養
第一回目の抗がん剤投与から2週間経って
3週間目に入るというその夜、
抜け出しましたよ、髪の毛。

まったく
フランス人よりずっと計画性のある抗がん剤です。

耳の上にしか髪の毛が残っていないジャンは
「俺のために髪の毛とっておいてくれ~」ですって。
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by echalotes | 2009-04-06 05:08 | 南仏での静養
街中のアリス姉さんの家から
山の近くのアンヌちゃん宅に逃げてきたりんご姫は
何度でも深呼吸をしたくなる澄んだ空気と
鳥の声や雨の音、家の中の電化製品の音だけに囲まれて
時間はゆったりと流れ
1日が2日分に感じるくらい
と思う静かな毎日を過ごしていますが…

「さて、今日の2ラウンド目は
布巾でつなひき~かいなー」

ラブラドールのサーシャと我がカシューの
格闘は毎朝、日中、夕方と
確実に一日に3回以上行われるのでした。

サーシャは“ムッシュー・布巾”で
毎朝のおはようも
「遊んで~」って布巾をキッチンから失礼して
口に挟んで持ってくるのです。

本日は、お昼の後のラウンドが
この布巾争いとなりました。

「何やってるの?サーシャ~」

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「面白そうね…」

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「つかんだー!!」

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「放せ、カシュー!」

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「やだー!」

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「こうなったら、私のものよ!!!」

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「絶対放さなーいー!」

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「…でも、あとでアンヌちゃんに怒られるから、やーめたっ。」

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こうして、いつも犠牲になるのは“布巾”なのでありました。

うるさい2匹ですが、こんなふうに年功序列で、年上を敬う秩序正しい場面も見られるのです。
稀にですが…

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「水飲むのは、歳の順。のどカラカラなんだけど。がまん、がまん。」」
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by echalotes | 2009-04-03 22:27 | 南仏での静養

うがいセレモニー

抗がん剤投与が始まってから
毎食後のお口掃除が欠かせない。

抗がん剤のせいで
白血球や血小板が減少するため
抵抗力が弱るので
雑菌がいっぱいの口の中はいつもきれいにしておかないといけないし

抗がん剤のせいで
口の中がねばねばするため
それもできるだけ防ぎたい。

そこで
活躍するのが
透明の重曹水
殺菌のためのうがい薬、オレンジ色のどろどろファンギゾン

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この重曹水のビンは
点滴用に作られている。

点滴用のビンに入った液体で口を漱ぐのは
ちょっと抵抗を感じますが
慣れてしまえばなんともなくなるもの。

そういえば、ツバメの王子が抗がん剤を投与されていたとき
〔ツバメの王子の話は、いつも“そういえば”で始まるようになってしまったな〕

「ミント水!ミント水!」
といって、よく緑色のミント水を欲しがっていたけど
口の中がすっきりするから飲みたかったのね。きっと。

それに、いつだったか口の中がおかしいので
かかりつけのお医者さんのところへ行ったら
「菌がついていますね。殺菌のための薬をあげますね。」
ということがあったな。

どうして、私みたいに重曹水や殺菌用のうがい薬をくれなかったのだろう?
やっぱり病院によって、ケアシステムがちがうんだな。きっと。

最初から防げるものなら
不快感や、食欲減退を防ぐためにも
このうがい薬たちを処方してくれればよかったのにねー。
ツバメの王子はかわいそうだったな。

今現在、私に必要なのは
このうがい薬たちだけで
あらかじめ出されていた嘔吐、吐き気止めの薬ゾフラン
抗がん剤投与後の2日ほど飲んだだけですんだ。

今のところ小さい副作用はいろいろあるけれど…
光や寒さ、音に以前よりも敏感になったり
疲れやすかったり、ちょっとふらっとしたり
手足がじんじんしたり…
でも、大きな副作用がなくてうれしいな。

でもでも、そろそろ…投与後2週間が経つから…髪の毛、抜けてくるかな~。
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by echalotes | 2009-04-03 17:57 | cancer du sein 治療

フランス病院観察日記

いやー、人生、ほんとうに体験してみないとわからにことがいっぱいありますね。

まさか、フランスでがん治療をするとは…
考えられないことではなかったけれど、ずいぶん早くにこういう事態がやってきてしまったものだなー、
と思いながら、
こういう予定じゃなかったのに…
「おや、私が病室のベットの上にいるよ~」と変だなと思った瞬間から、
そんなつもりじゃなかったのに…
病院での出来事観察がおもしろくなってしまったのでありました。

ツバメの王子の病気や、友人のお見舞いなどで
病院でベットの横に立っていたり、座っていたり、付き添いで一泊したこともあるけれど
いざ自分がベットの上の人となると
とってもおかしな感じです。

病室の白い天井
右手の窓から見える開かれた風景
窓の下の中にはにはオリーブの木々
手入れがしやすいように敷き詰められた石たち。

右上の壁のテレビ
左の入り口の脇にある戸棚
入り口の右手には
広めのシャワールーム
洗面台にお手洗い、段差が小さいシャワーコーナー。
必要最小限のシンプルで行き届いたシステムだ。
日本のようにお手洗いに行くのに廊下に出ていく必要がないから安心だな。

壁の一部やドアは、淡い黄色に塗られて
気分よく過ごせる小さなアパートのような感じ。

うーん、ベッドはなかなか寝心地がいいな。
でも、病院のベッドってこんなに幅の狭いベットだったっけ…
どうも、夜中になると汗かくな…と思ったら
そうだ、防水加工の効いたマットレスだから保温性がいいのね。
それに、病院が「暖かい場所だ」ってこと忘れてて、寒いといけないから厚手のパジャマを持ってかなきゃって思って薄手のパジャマ持ってこなかったのよね。
シーツも毎日換えてくれるし、アパートというよりはホテルの一室に近いですね。

大きな手術だし、どんな具合になるかわからないから用心のために個室をお願いしたけど
フランスの病院では、日本のように6人部屋のようなことは、現在ではあり得ないよう。

食事は、手術前後は、当然いわゆる「病人食」でパスタとハム、ポータージュ…
味がなくておいしくないけど、とりあえず食べておかないとね。

そういえば、ツバメの王子が“大階段落ち”で怪我して入院したときに
同じような病人食を食べて
「うちの犬だってもう少しましなものを食べている!」って怒ってたことがあったな。
当時飼っていたプードルの食事は一日一回だったけど、パスタと牛肉ハンバーグ半分をはさみで切ってあげていたからね。

食事の内容には贅沢を言わないことにして…
だって、朝食には
「飲み物は、何にしますか?コーヒー?紅茶?」って聞かれて
「カフェオレお願いします~」
「はい、Okよ。」ってな具合だし、
ミニバゲットにおいしいバターとあまりおいしくないジャムつき。
ジュースもりんごやオレンジなど選べるし
日曜日は特別にクロワッサンなのであった。

それにおやつも出るし
夕食後には
「ハーブティーはいりますか?」
って回ってきてくれるのよ。

すごいわよね、贅沢よね。

こんな具合にほぼ大喜びの快適な病院生活だけど
ちょっと困ったなと思ったのは
トイレットペーパーの薄さです。
ここまではサービスが行き届かないのね。
昔、ちり紙交換でもらっていたちり紙のほうが質がよかったな
って思ったくらい。

そこで「アリース!お願いだから家からトイレットペーパー持ってきて頂戴ね!」
ちなみにアリスは“高級品”がお好きで、
彼女の家のトイレットペーパーは3枚重ね。
「ふー、おしりに優しいー」と思ったのは病院での話で
家に戻ってからは、この3枚重ねは厚すぎなのね。

それで「アリス!私はおしりにお肉がいっぱいありすぎるみたいで
3枚重ねは私のおしりにはあわないのよ。」
って、私にぴったりの2枚重ねのトイレットペーパーを買ってきてもらうことにした。
アリス姉さん、最初は私のこの話に大笑いしてたけど
私が姉さん宅を離れる頃には、彼女も2枚重ねを使うようになっていたのだ。

だいたいふつうはみんな2枚重ねを好むと思うんだけどね。
それこそ、おしりにお肉が少なくなったお年よりにはきっと3枚重ねがぴったりだと思うんだけど…
病院の話からずれましたが、この件は非常に重要なことなので
どうしても書かずにはおられませんでした。

病院関係者の方々、ぜひ2枚重ねをお願いいたします!
でも、アリスによれば、あまりよい質のトイレットペーパーをおいておくと
病院から盗む人もいるからね…とのこと。
善良な病人のために、みなさんトイレットペーパーの質がよくなっても盗まないでね~。

さて、話を元に戻して
私がいた個室は面会時間もテレビを見る時間も自由。
一応「病院内は携帯使用禁止」にはなっているけれど
実際には「携帯も使えますよ」と言われて、外との連絡は形態で自由にできた。
さすが自由の国フランスの病院である。

ちなみに病院の正面玄関を入った右手には
明るいカフェテリアがあって
軽食も取れるし、お見舞いに来てくれた友人とも
一般のカフェにいるような気分で話ができる。

さらにちなみに
このカフェテリアではワインの小瓶も食事と一緒なら買えるのである。
さすがワインの国フランスの病院である。

反対の左手には小さな美容室があって
私はここで、私のかつら「ウェンディ」を買ったのである。
かつらがうまくかぶれるように、髪の毛もカットしてくれるのである。
さすがケアの国フランスの病院である。

といっても
すべての病院がこんな具合であるとはかぎらないらしーい。

と、私にとってはほぼブラボーな手術のための入院であった。

次回は、手術当日について。お楽しみに。

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「ちっとも楽しい話じゃないよ!」
「カシュー、なんか言った?一人で楽しんでるだけなんだからほっておいてよね。」
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by echalotes | 2009-04-02 22:02 | cancer du sein 治療