liberté,amitié,illimité


by echalotes
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29

<   2008年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

誕生日の夜

南仏にはたくさん思い出があるから、すぐには行きたくないなと思っていたのに
この旅をすることにしたのは、懐かしい友達たちと会って、ツバメの王子の話を一杯して…
新しいページに進みたいと思ったからなの。

私が悲しんでる姿をツバメの王子が望まないことはよくわかってるし、
この私の誕生日にみんなに集まってもらって、前へ進むためにひとつ区切りをつけようと思ったの。

「私の誕生日にツバメの王子追悼のパーティーをしたいな」って最初にアリスに言ったら、
「それはよくない!」って言われたんだけど、
私の気持ちを伝えたら、「うん」ってわかってくれて
「じゃ、レストランを貸しきって盛大にやろう!任せといてっ!」
ってことだったんだけど…

おちゃらけ家族のすることだから、
結局レストランでの企画はパトロン不在のため断念することになってね、
「じゃ、うちでやろう!」ってアリスが言ってくれたんだけど、
「あれ、それじゃ全然企画が変わってきちゃう。呼ぶ人数も制限しなくちゃいけないし…」と
思いながらも、リストを作ったりして…

さらに直前になって、アリスが「家が片付かなーい」って言い出して、
結局、この何年かクリスマスやお正月のパーティーをしたカトリーヌの家でパーティーをすることになったのよ。
だいたいこうなることはわかってたんだけどね。

でも、結局はいいパーティーになったのよ。

c0124619_20461080.jpg


ほら、たくさん友達が集まってくれたでしょ。
我がミュージシャン、ティエリーの到着が遅くなって、もうあっという間にみんな酔っ払い!
そして、りんご姫がフランスでいちばんのギタリストと確信してるティエリーが重い機材を抱えて到着、
セッティングに少々時間がかかったものの、ミニコンサートの始まり始まり。

c0124619_20495249.jpg


かなり遅い時間だったから、静かなブルースが中心だったよ。
ティエリーは、今、ツバメの王子のために曲を作ってくれてる最中なんだって。
嬉しいことだね。

りんご姫はね、ツバメの王子のためにぐんとおしゃれをしようと思ってたんだけど、
結局ツバメの王子がよく着ていたMade in Italy のJAPANと書かれた赤いT シャツを着て、
このパーティーを過ごすことにしちゃった。

c0124619_20525971.jpg


ツバメの王子もジャンの頭の上で踊ってるー。

明け方までこのパーティーは続いたよ。
後でみんなでね、
「このパーティーには、確実にツバメの王子が参加してたね。」って
話したよ。
一緒に飲んで、食べて、笑って、喜んでる姿がみんなに見えたんだね。

私にとっては、みんなが喜んでくれて、ツバメの王子も参加してくれて、
このパーティーがいちばんの素敵なお誕生日プレゼントになったよ。
ありがとう!

c0124619_2117053.jpg

[PR]
by echalotes | 2008-02-29 21:23 | ふたり言
カシューと二人での畑仕事も、3日目になったよ。

船を岸に繋ぎとめるのに手間取ったので、カシューを島に放して、船を繋ぐことにした。
カシューは、すぐに穴を掘り始めて、川に落ちる心配もなさそうだ。
それで、しばらく島に放しっぱなしで、りんご姫は畑仕事を始めることにしたよ。

ところが、ところが、
お隣のトニオを見かけたんで挨拶をしに我が島の端っこまで行ったら、
なんと、葦がたくさん生えてる浅い流れの部分を走って渡って、トニオの島の方まで行こうと
すごい勢いで、トニオとの島の間にある細長い島まで渡っちゃたの!

トニオがカシューを船で迎えに来てくれて、しばらくはトニオと彼の島でカシューはお散歩。
でも、でも、トニオが我が島までカシューを連れてこようとしても、
カシューは彼の島を離れようとしないのよ。

c0124619_23195648.jpg


その後、トニオの島の反対側にいるおばさんを見つけたカシューは、
そのおばさんに会いに行こうと、川に飛び込んで泳ぎ始めちゃったの!

c0124619_23203791.jpg


溺れずにそのおばさんの所まで行き着いたんだけど…
大丈夫かな?!
りんご姫は笑いながらも、かなり心配してんだから。

c0124619_2322297.jpg


トニオが迎えに行ってくれて、やっとカシューは我が島に戻ってこれたよ。
水浸し!
大丈夫だろうと思ってたんだけど、
ガタガタと震え始めたんで、私の膝の上に乗せてタオルで拭いてあげて、
震えが止まるまでマッサージしてあげたよ。

c0124619_23223111.jpg


ほんとに毎回いろんなことをしでかしてくれるカシューだね。
帰り際にも、カシューはどうしてもまたトニオの島の方に行きたくて、
「カシューがさよなら言いたいって」って言いながら、トニオの島のほうまで一緒に行ったの。
どうもカシューはトニオが大好きみたい。
あー、やっぱりカシューを私のお腹につないどかないと、大変、大変!

c0124619_2323760.jpg


家に戻ってからも、かなりの時間カシューは興奮状態だった~。
そんなわけで、今日も曇り空ながら春らしいマレの一日だったよ。

こうして2月が過ぎていくね。
お隣の学生のウィリアム君がリヨンへのスタージュのため我が町を離れていくよ。
マキシム君が去り、ツバメの王子が去り、ウィリアム君が去っていく・・・
ちょっと悲しいね。
3月はよい月になるかな。
[PR]
by echalotes | 2008-02-28 18:06 | マレ・菜園

誕生日の朝

一月の終わりのりんご姫の誕生日。

去年は、一人で日本へ行く飛行機の中だった。
そして、日本にいる間にツバメの王子の病気がわかったんだよね。
すっ飛んで帰って、いつものように駅まで迎えに来てくれたツバメの王子に会えたときは、
嬉しかったな~。

それから一年。無我夢中の一年。一緒の時を大事に過ごした一年。
辛いこと、苦しいことは、もう忘れちゃったよ。

今年の誕生日は、南仏の懐かしい町で迎えたよ。
でも、横にツバメの王子がいないことは、やっぱり淋しかったな。

友達たちが、心から「おめでとう。いい一年であるようにね。」って言いながら
花を贈ってくれた。

c0124619_234883.jpg


ここは、ジャンが働く市場からも近いアンヌマリーとアランの光溢れるアパート。

迷いながらも、南仏への旅に行くことに決めたら、
みんなが「家に来て!いつでもOKよ。」って言ってくれたんだけど、
まずは、どうしてもこのアンヌマリーとアランのところへ来たかったの。

おととしの11月にツバメの王子の最後の大仕事になったのがこのアパートだったからね。

c0124619_2352140.jpg


この4メートル近くもある高い天井の梁に梯子をかけて、腰に重いペンキをさげて、思いっ切り腕を動かして、白い天井と壁を塗り続けた。
あの時、すでに右脇腹が痛かったんだよね。
「筋肉が切れた痛みだ!」なんて言ってたんだよね。
でも、その時病気がわかったとしても遅かったわけだから、しょうがないね。

c0124619_2355068.jpg


キッチンの低い天井や低い部分の壁は、りんご姫が担当したね。
アンヌマリーとアランは旅行中だったから、二人でこの広い光溢れるアパートでの合宿生活だったよね。
ラジオの「ノスタルジー」から流れてたのは、80年代の曲だったね。
私には懐かしい曲ばかりだった。

c0124619_2363242.jpg


夜には、ジャンのお店を閉めるのを手伝いに行ったり、
アペリティフを一緒にのみに行ったり、時にはご飯も一緒に食べたね。
楽しかったな。
そういえば、ちょうどその時期にやっていたギターフェスティバルのスイングジャズのコンサートにも、
ジャンとマリーと私たちで、コメディーの劇場まで行ったんだったね。
いいコンサートだったね。

思い出話が続いちゃうな。

今年のこの誕生日の日は、とってもいい日になったよ。
だって、この夜には、ツバメの王子のためにみんなが集まってくれたんだもの。
その夜の話は、また明日ね。
[PR]
by echalotes | 2008-02-27 02:30 | ふたり言

マレはもうすぐ、いやすでに春だよ。

c0124619_0515593.jpg


つぼみが膨らんでいた水仙の花が開き始めた。

c0124619_0533569.jpg



今まではカシューを家に残して、マレに一人で畑仕事に行っていたのだけど、
ワクチンも全部し終わったし、カシューが一人で家に残っているのを嫌がるので、
2月最後の日曜日、なんとか二人でマレに行ってみよう!と、かなりの覚悟をして行ってみたよ。

何が恐いって、「渡し」に二人きりで、カシューが動き回ったら
二人一緒に川に転倒!ってなことになって、
りんご姫は泳げないし、カシューがりんご姫を助けるのか?!
いったいどうなるかって、ほんとにどうしよう!?って思いながら
カシューをエシャロット港まで連れてったのよ。
無理だったら、エシャロット港でおにぎりだけ食べて帰ることにしようとも決めながらね。

「渡し」に乗ってからは、カシューの綱をりんご姫の左足に引っ掛けて
「お座り!お座り!動かないで!動かないで!」って繰り返しながら
なんとか船を漕ぐことができたのよー。ふーっ。

すぐに私たちのマレの岸に上がりたがるカシューに
「待って!待って!」って声をかけながら、船を岸に繋いで、何とか上陸に成功!

もちろんカシューは大喜びで、はしゃぐし、すぐに穴を掘り始めたりして真っ黒け。

まずは、土と草の香りをかぐ!

c0124619_0554639.jpg


動き回って、画面から出てっちゃう!

c0124619_057727.jpg


何でも食べてみる!

c0124619_0574918.jpg


そして、踊る!

c0124619_0583265.jpg


いつものように、真っ黒け!

c0124619_152491.jpg


カシューの草むしりも兼ねた?!作品「穴、穴、穴…」

c0124619_101564.jpg


そんなことより、畑仕事、土作りを始めなくちゃね。

畑仕事をするために、最初はカシューをプラムの木に繋いでいたんだけど、
私が動くたびに、ほえるので、「ここにいるでしょ。」って言い続けたんだけど、
どうも一緒に働きたいみたいなので、
結局私のお腹に綱を繋いで、一緒に働くことにしたの。

彼女のいちばん好きな仕事は、土を耕すことよー。
私が掘り返した土の塊を、ものすごい勢いでほぐしてくれるの。

c0124619_124422.jpg


c0124619_165225.jpg



「ちょっと、場所を選んでよ!カシューも一緒に掘り返しちゃうよ!」
「はい、はい。でもここの土、とっても楽しいの…」


あーあ、なかなか仕事が進みません。
でもちょっと働いては「いっぷくー」って休んでたツバメの王子より働きものかも!?ごめーん。

c0124619_183598.jpg


見て、見て。
こんなふうにカシューをお腹に繋いで、仕事をしたの。
そばを通っていったマレの人たちにとっては、おかしな光景だっただろうね。

でも、クリクリ師匠の島にコーヒーを飲みにいったときに
そこにいたジョゼが「ほら~」って、カシューをすぐに綱から放しちゃってね、
クリクリの猫のラガネを追いかけてるうちに、
とうとうカシュー、川に落ちちゃったのよ。
犬かきしてたけど!?、澄んだ水じゃないからね、すぐに引き上げたよ。
そんなわけで、やっぱりしばらくは、りんご姫のお腹に繋がれてるカシューです。

「それにしても、相変わらずビックな太ももだなー。」
わかってますよー。
でもね、この足があるから、畑仕事もやってけるし、
ツバメの王子が洗面所なんかで転倒しそうになった時も、
この太ももで後ろから支えることができたんだから…覚えてる?
最近は、この足が自慢になってきたよ~。

あー、柳も芽吹きだして、春の空気だよ。
ただ、まだ2月。
これから寒の戻りがあるかもしれないね。
植え付けは急がず、ゆっくりじっくり土作りと島の手入れに励むからね。
応援頼みますよ。

c0124619_118360.jpg


********************************************************

日本はまだまだ寒そうですが、みなさんのところの畑、木々、花々はいかがですか?
[PR]
by echalotes | 2008-02-26 21:54 | マレ・菜園

とっても重かったな、この扉。

最初は、インターフォンを押して「りんご姫!」って言うと
ツバメの王子が「OK!」と言って、扉を開けてくれた。

それから、それから
中庭に止めてある車を通りに出すときには、
りんご姫がいつもこの扉を開けて、閉めて、いろんな所へ出かけたね。

c0124619_4104283.jpg


当時は、もっと緑色だったね。
その頃からのお隣さんの名前を見つけて、ピンポンを押してみようかと思ったけど、
今回はやめた。
次回は押してみるね。

この小さな通りでは、当時飼っていたプードルをよく散歩させたね。

c0124619_4421829.jpg


この通りを歩きたくないような、でもいつでも歩いているような
そんな気持ちでやっぱりこの通り、この扉の前まで来ちゃったよ。

反対側のエスプラナードの公園も、よく散歩したね。
夏には、白ビールを飲んだりして。
同じ場所で、カシューとおしゃべりしたよ。

c0124619_44517.jpg


私たちが住んでいた最上階は、3つくらいのアパートになったらしいよ。
私たちが住んでいた頃は、古びたアパートだったね。
昭和初期のアパートかと思ったものだった。

あー、いろんな思い出、思い出。
[PR]
by echalotes | 2008-02-24 04:16 | ふたり言

帰って来たよー


ふー、長い旅だった。
ミモザが咲き始める頃に南仏に着いて、花が終わる頃に我が町に戻ってきたよ。

たくさんの友達に会って、たくさんおしゃべりをして、
ツバメの王子が、みんなの中に、そしてみんなの間でしっかりと生きていることがわかって
嬉しい旅になった!

カシューにとっては「躾」の旅になったみたい。
車に慣れてなかったカシューは、南仏へ行く車の中では、車酔いしちゃって何度ももどしちゃってかわいそうだったけど、
その後、犬猫用の酔い止めを飲ませたら、車の旅が楽しくなったみたいよ。

友人たちみんなのおかげで、行きも帰りも、そして南仏を移動するのも、友人たちの車で全て旅ができたの。
これは、ツバメの王子がずっとやってきた「友情の手入れ」のおかげだなって思ったよ。

二人でよく通った道にもミモザが咲き始めていたよ。

c0124619_5461162.jpg


我が町まで車で送ってきてくれて、ほんの少し冬休みを我が町で過ごしたアンヌちゃんとピローくんも、この町がとっても気に入ったって。
もちろん、カシューとも仲良しよ!
Anne et Pirro!! Merci pour votre genillesse!

c0124619_5494691.jpg


たくさん話したいことがあるけれど、少しずつね。
おやすみ。

**********************************************************

そんなわけで、南仏の太陽と青い空、友人たちにたくさんの元気をもらって我が町に戻ってきました。

お土産話、少しずつ聞いてくださいね。

きっとツバメの王子も、この旅を喜んでくれていると思うりんご姫です。

これからもどうぞよろしく。
[PR]
by echalotes | 2008-02-23 05:58 | ふたり言