liberté,amitié,illimité


by echalotes
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カテゴリ:患者の気持ち( 15 )

曇りのち晴れ


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曇り

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ここに来るのは、久しぶり

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今日は、大きな治療後2年目の検査

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異常なし!

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晴れ

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散歩

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よかった、ほっとした。

かっちゃんも
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by echalotes | 2011-10-04 23:23 | 患者の気持ち

おとといは、かかりつけのドクターのところで触診だけの定期健診。

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珍しく待合室に誰もいない。

bonjourの握手の後

「顔色がいいね~」

「きちんと食べるようにして、畑で動いて、体重も少し回復しました。」

「嬉しいね、元気になっていく姿を見るのは」

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ドクターも笑顔で患者さんと話ができるときは、ほっとするでしょうね。

このドクターのいいところは、よく笑うこと。
最初の頃は、「ちょっと怪しいな・・・」と思ったものだけど。


あちこちに咲く、いろんな色のタチアオイも嬉しそう。

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そして

昨日は、ドクターが書いてくれた血液検査の処方箋を持って
小雨の中を検査センターへ。

顔なじみの受付のおばちゃんたちと笑顔で挨拶。

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チクッと刺されて、すぐ終わり。

でも、大きな一仕事を終えたような気分の帰り道。

あれ、かっちゃん?

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と思わせる、模様とプリプリ加減の猫、

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なんだか仕草もカシューにそっくり。


さてさて

吸血鬼に血を吸い取られた日には、これこれ

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それにしても、おおーーきなクロワッサン
お皿から溢れてる。

今回の簡単な検査では異常なし!

元気もだんだん溢れるくらいもりもりになっていくといいね。

東北も、少しずつ少しずつ元気になっていけるよう
遠くから思い続け、祈り続け・・・
私にも何かできること、ありそうだから・・・
無理せず、がんばろう。
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by echalotes | 2011-06-11 21:27 | 患者の気持ち

男の子も、女の子も


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花は誰かのために咲いてるわけじゃないけれど


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それでも

誰かのために

たくさんの人のために咲いてるんだな。


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わたしたち、人間もそうなのかもしれないね。



りんご姫と同じ病気を抱えて、長年がんばってきた人の旅立ち。
悲しいとか寂しいとか・・・じゃやなくて
「なんだかな、なんだかな、なんだかな・・・・」
って言葉だけを繰り返してしまう。

こんな歌もあったわね。ちょうど今の我が町の風の感じね。
夏が来た!

それでも
年下の男の子も、年上の男の子も、
もちろん女の子も
みんな元気でがんばっていきましょう。

かっちゃん、今日もお尻ふりふり踊って
わたしたちも元気にいこうね!!!
彼女のようなはつらつとした笑顔でね!!!
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by echalotes | 2011-04-21 23:32 | 患者の気持ち

ご心配をおかけしましたが
CTスキャンの結果には異常がありませんでした。

ふー、気が抜けました。

では、まずは
ご褒美、お祝いのケーキを!

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久しぶりに買ったケーキはパリ・ブレスト。
おっきい!!!
甘いクリームとすっぱいフランボワーズがとても合います。
おやつの時間にちゃんとおやつを食べましたよ。^^



結果がわかって
頭はすっきり、気持ちは軽くなりました。

検査を受けてよかった。
でも、ただでさえ一気にたくさん食べられない状態なのに
150mlのバリウムが入った500mlの液体を一気に飲むのはきつかった。
半分のところで「もう無理じゃ~」と思ったけれど
がんばった。

日本では、たとえば人間ドックがあるように
いろんな検査を一度にやってくれるけど、
ここでは、よっぽどのことがあるときか
患者が強く主張しない限りは、なかなか検査をしてくれない。

今回もかかりつけのドクター・ステファンに
「やっぱり普通じゃないから、どうしてもお腹の中の状態を知りたいんです!」
と大声で言って、処方箋を書いてもらったのだった。

患者も強くなくちゃいけないのね。
生きていくのって、大変。

フランス語で患者は patient パシィアン
りんご姫は女性なので patiente パシィアントゥ
そして、patient には、我慢強い、辛抱強いという意味もある。
しかし、患者はあまりにも我慢強くてはいかんのじゃ。

最初に病気がわかったときに周囲の人たちが口をそろえて
「この病気を乗り越えるのには、精神的なものが60パーセント、
いや80パーセントくらい関わってくる」と言っていた。

確かにそう思う。
気持ちが上向きなら、少々体調がが悪くても何とかなると思えるけど
下向きになると、悪い方向へ考えてしまう。
まるで、気持ちがジェットコースターに乗っているよう。



さて、じゃ、どうやって食欲を回復していこうか・・・

これまたドクター・ステファンとも作戦会議を続けます。


姫りんごどおりの姫りんごの木々も、日に日に緑が増えています。

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もうすぐ花も次々に開いていくでしょう。

生きていくことにも、時々満開の時季を迎えながら
できれば、それがちょっと長く、そして深い喜びに満ちた時季になるように
そうなっていくといいな。
そして、穏やかな日ができるだけたくさんあるように。



今まで、再検査が必要なときや、不安があるときなど
そのことをあまりブログには書かないようにしてきた。
同じ病気を抱えてる人が、それを読んで不安になってしまうのではないか
そうなってしまったら嫌だなと思ったから。

でも、
喜びも分かち合えるように
不安も分かち合えることができると
震災のことも含め
そう思えてきた。


りんご姫は、ブログの家族、お友達にたくさん助けてもらおうと思う。
私には、みなさんのかけてくださる声がとっても力になるから!!

災害にあった方々と状況は違うけれど
同じように
0から、1から、少しずつまた立ち上がっていく気持ちで
なんとかやっていきます。


どうぞ、こんなものが食べやすくてお腹に優しくておいしい!
というメニューがあったら教えてくださいね。

そして、楽しいことや、悲しいこと、辛いこと・・・があったら、
こんなことがあったよ・・・っておしゃべりしてくださいね。
そういうおしゃべりも、私には必要だってわかってきました。


ところで
石原都知事はお花見を自粛するようにと言っているようですね。
確かに、どんちゃん騒ぎの宴会的なお花見はやめた方がいいけれど

ほんとうに桜の花をきれいだな・・・と愛でる

そういうお花見は、ほーっとした気持ちで 
お散歩しながら、ベンチに座りながら・・・
ぜひたくさんの人にやってほしいと思う。

そういうお花見は、きっと
わたしたちに力を与えてくれると思うんだけどな。


2007年の春には東京にいた。
その時にはフランス人の友人や日本人の友人と
神田川沿いをゆっくりお散歩しながら
お花見をした。
椿山荘の庭園にも立ち寄った。
とってもいい思い出だ。
その時の写真で、静かにお花見をすることにしよう。


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みなさん、これからも
フラフラしているりんご姫とやんちゃなカシューをどうぞよろしくお願いしますね。

あ、かっちゃんのフィフィ宅でのホームスティも
そろそろ終わりにしてあげなくちゃね!
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by echalotes | 2011-03-29 22:53 | 患者の気持ち

病室から見た空には
カシューが走ってる姿にそっくりの雲が浮かんでいたのであったな。

バレンタインに
フランスに捧げた小さな左の胸は
ちゃんと研究に役立っているかな。

そんなことを
ふと考えるときがあるけれど
病気のことは、ほとんど忘れている・・・
というより
共に生きることが当たり前のようになってきた。

手術から2年経った今日、ここにいる。

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かっちゃん、一緒にいるんだね~。
一緒にいられるっていうことは、いいことだね、素敵なことだね。

定期検査の結果を待つときや
痛みや疲れがあるとき
気持ちがざわざわするのも
当然で、そういうことにも慣れてきたかな。

嬉しいことがあるとき
どんな小さなことでも大きな喜びで
アクセルを踏みすぎる。

でも、長期的な計画には
やっぱりブレーキがかかる。

ツバメの王子の主治医が
「明日死ぬかも知れなけれど、永遠に生きるようなつもりで
毎日を過ごしていくのは、病気であっても健康であっても同じでしょう?!」
と、言っていたことが忘れられない。

アクセルとブレーキ、
うまくバランスよくかけられるようになるといいんだけれど・・・

南仏では友人宅で静養を続け、
友人たちは優しかったけれど
やっぱり自分の家でゆっくりしたいと思って
家に戻り、ほーっとして治療を続けたけれど

今は、時々
一人でなんでもやらなければならないことが
とてもしんどく感じたり
寂しくなったり・・・

まあ、その時々で
いろんな思いになるものだ~。


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                        ♪Accueille au creux de tes mains, la prière de tes enfants.♪


場所や環境が違っても
同じように治療を受けて病気を乗り越えてきた友人たちも
毎日いろんな思いに駆られながら
どこか必死でがんばっているのだろうな。

いろんなことが重なって病気になったのだろうけど
いろんなことが重なって、今もここにいるわけだな。

生きること、まずは食べること!
もう少し食欲が出てこないとね!
おいしくいきなくちゃ!ね!
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by echalotes | 2011-02-13 23:20 | 患者の気持ち

今日は甲状腺のことで内分泌科のドクターのところへ行ってきました。
そして、ひとつ病名をもらいました。

「La thyroïdite de HASHIMOTO 橋本病」です。

日本の医師、橋本氏が発表した病気なので日本人の名前が付いています。

重症ではないし、治療は毎日薬を飲めばいいだけなので心配しないでくださいね。

実は「あーすっきりした」という気分なんです。
そうだな、わからなかった花の名前がわかったときのような!気持ちです。

こんなこともあるのだというお知らせのつもりで書いています。

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甲状腺にちょっとした異常があるようだということがわかったのは
手足のしびれの件で神経科のドクターの指示で受けた血液検査の結果からでした。

それから甲状腺のシンチグラフィを受けたり
甲状腺に関しての血液検査も2度ほど受けました。

それで、ようやくこの病名をもらったわけです。

南仏の友人のアンヌちゃんもこの病気で
症状を多少聞いていたので
思わぬところで、再び友情を感じてしまったりするのでした。
フランス人の友人の中でも姉妹のように話せる仲の彼女とは
この病気でいよいよ姉妹の契りを結んだとも言えるかもしれません。


アンヌちゃんと同様、私も疲れやだるさを感じることがあって
それは、畑仕事のし過ぎかな、がんばりすぎかなとか
何かの病気のサインかなといろいろ考えてしまうところに
ちゃんと病名が付いて治療をすることになったのでよかったのです。

この病気でも、治療をせずに経過観察だけの場合もあるようなので
他の病気と同じように実にケースバイケースのようです。

だから、これは飽くまでも私の場合はこういう症状が今あるということなのですが
なんだか疲れるなという場合
疲れの原因が甲状腺の問題にあることもあり得るということです。


甲状腺の数値を血液検査の結果から理解するのは
いろんな数値があってかなりややこしいので
結果をみて早合点するのはいけないなというのもわかりました。
数値からいろいろ想像せず、専門のドクターとよく話すことが大事ですね。

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明日からは、朝は朝食前にこの薬を
そして夜はホルモン治療の薬を・・・
と朝夕のセレモニーのある生活になります。

次回は、3ヶ月後に血液検査と診察なので
のんびりとしたものです。

ドクターと今からすでに秋の初めのランデヴーを取りました。
そうしないと、ドクターが夏休みをとるとか
電話がなかなか通じないとかということになるからなのですよ。

フランスで忘れちゃいけないのは
ドクターも長い夏休みを取ることで
それは、わざわざドクターの方からいついつ夏休みですと患者一人一人に
電話連絡が来るはずもなく、キャビネの入り口に張り出されるのが通常で
患者側がちゃんと確認しておかなきゃいけないんですね~。

ホルモンや甲状腺、人間の体には実に厄介なものがありますね。

全ての機能がバランスよくうまく働いていることの方が奇跡なのかもしれませんね。

薬は増えたけれど、気分はすっきしりして
爽やかに6月が始まりました。
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by echalotes | 2010-06-01 23:14 | 患者の気持ち

夏の風物詩、川の雑草除去のための船がお目見えしました。


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でも、気温は上がったり下がったり、半そでを着たかと思うと
長袖の厚手のカーディガンを羽織ったり、そんな日が続いています。

日本もなんだか低温の日が続いている地方もあるようですね。

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ホルモン治療の薬を毎日飲むことや
時々検査や診察でいろんなドクターのキャビネに行くことも
日常生活の一部になり
すっかり大きな病気をしたことを忘れかけています。


先日も、手足に残る痺れが神経や筋肉の問題から来ているのではないかを
確かめるために神経の専門家ドクター・アンドルーのところで
筋電図を取りましたが、ドクターとも笑いながら会話をしました。

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ゆったりソファーのある待合室で少し待った後、診察室に向かうと

「どうですか?」

「手足にいるありんこは、少し減ったような気がしますが相変わらずです。
でも、元気だし、畑仕事もしています。なんだか、抗がん剤がうまい具合に効いて
もしかしたら病気になる以前よりも元気かもしれません。」

「そう、は、は、は。痺れは時間とともに消えていくと思いますよ。
あとは、甲状腺の問題からきてることも考えられるけど、そっちの方はどうでした?」

「甲状腺の数値は、血液検査の結果からすると、安定してなくて上がったり下がったりで
ドクター・ボワッソンによると、治療は必要ないそうです。
また近々、ドクター・ポワッソンとのランデヴーがありますが・・・」


筋電図なるものが存在することは、このドクターに会うまで知りませんでした。
手足に微量の電気を流して、ピクッと動くかどうかというのが主な検査内容です。
難しいことは、ドクターがコンピューターの画面を見ながらいろいろやっていました。

右手首の神経が少し痛んでるとのことでしたが
それ以外は問題がなく、
診察が終わるとドクターも元気よく
「Portez-vous biei!お元気でね!」と言ってくれました。

このドクター、相変わらずガムをくちゃくちゃやっていましたが
気さくに話ができるのは、いいことでした。

ドクターが「お元気で」と言ってくれたように
できるだけ元気でいる時間が長く続くように、
生きることの基本、食べること、動くこと、眠ることをいい加減にしないように気をつけながら
毎日を過ごしていきたいと思います。



抗がん剤治療中の伯父とは、電話で話すことができ
天上の母が、兄と娘が体の部分は違っても同じ病気になってきっとびっくりしているね~
と笑い合えたり
「一緒にがんばりましょうね」と言い合えたことがとても嬉しかったです。

「でも、なかなか力が出なくてね・・・」と少し気弱になっているのは確かで
「私もそうだったな。先生からはあなたが悪いわけじゃないからね、とにかく休養、休養って言われてたのよ」と言うと
「そうだったの?そうだね、焦っちゃいけないね。じっくり治療しなくちゃね。」と答えてくれたので
その生きる力を信じたいと思います。

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直接は話せない多くの同じ病気で治療中だったり、経過観察中だったり
また、他の病気で辛い思いをしている方々や
さらには病気でなくてもいろんな状況や環境で、なんだか力が出ないなと思う方々とも
「一緒にがんばりましょうね」という気持ちになっています。
そうすると、なんだかお互いに力が沸いてくる気がします。

お天気も安定しないけれど
それでも、植物が様子を見ながらなんとか伸びようとしているように
心身の様子を自分で窺いながら、無理をせずに、落ち着いた生活が送れるように
そう願わずにいられません。

夏が夏らしい季節になりますように。
では、またお手紙します。
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by echalotes | 2010-05-26 23:32 | 患者の気持ち

放射線治療が終わったときに、その後の経過を見ていくための診察予定を
オンコローグのドクター・ポワーット・・・は、あだ名で、実際はドクター・フェノール
が紙に書いてくれたのを覚えていますか?

3ヵ月後・・・かかりつけ医のドクター・ステファンの診察
6ヵ月後・・・婦人科の診察
9ヵ月後・・・かかりつけ医のドクター・ステファンの診察
1年後・・・ドクター・フェノールの診察

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この紙をもらったのが去年2009年の10月7日でした。

それから半年が経ちました。


婦人科は、予約がとても取りにくく、早めに予約を取るように言われていたので
2ヶ月前に病院に電話をしましたが、
一度診てもらったことのあるドクター・マルガとの予約は5月近くになると言われ、
別の先生でもいいから4月半ばまでに診てもらいたいと頼んで
ドクター・ジュイィとの予約が取れたのが3月31日でした。

診察の時期が大きくずれることは、避けたかったのです。

2日前に血液検査を受け、その結果の紙の上で
初めて「Marquage マーカー」という字を目にしましたが、
数値は正常でした。


それで、お迎えタクシーに乗って婦人科の診察を受けに行きました。
だから、今日は婦人科のお話になります。

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タクシー型のお迎えタクシーは全て出払ってしまったそうで
家の前には、救急車型のワゴンがやってきました。
中には、座る席がひとつと、ストレッチャーが一台据え付けられています。

乗り心地はタクシーの方がずっとよく、このワゴンはベンツなのにものすごくガタガタと揺れ
シートベルトをしていないと、席からすぐ飛び出してしまいます。
おまけに、窓が小さくて、外が見えません。
救急車に乗る状態で外を見る人もいないから、それは当然なのですが。


婦人科は、多くの病院やクリニックのように産科と一緒です。
そのため、ドクターたちの予約が詰まっているのもよくわかります。


この婦人科の待合室には、乳がんだとはっきり診断が付いた後、
どんな治療を受けることになるのか
映像診察のドクターからドクター・マルガ宛ての手紙を持ってやってきたのでした。

そういう手紙を持っていて、緊急でドクター・マルガと会いたいと言ったはずなのに
「ドクター・マルガは予約がいっぱいで会えないから・・・」
と、話をし始めたのが、ドクター・ジュイィだったのです。

「本題に入る前に、基本的なことをうかがいます。年齢は・・・」
と、いろいろ聞かれて、「それで、何が問題で来たんですか?」と聞かれたので
「だから・・・乳がんと診断されて、この手紙を持ってきたんです!」と言って手紙を渡すと
それを読んだドクター・ジュイィは、慌てて「すぐこっちに来て!」と言いながら
受付に私を連れて行き、もう一度ドクター・マルガとの予約の取り直しをし、
その日の数時間後に、ドクター・マルガに会ったのでした。

結局、手術は南仏で受けることにしたので、
このドクター・マルガの治療を受けることはなかったのですけれど
どうして、このドクター・ジュイィとこういう話をしなければならなかったのか
今でも不思議です。


こんな経緯があったので、慌てん棒のドクター・ジュイィに診てもらうのか・・・
と、待合室でドクターの名前と顔が一致したときには、少々、すでに嫌な気持ちでした。


「ずいぶん前に会ったけど、どんな理由だったかは忘れたね~」と
私と会ったことは覚えていたようですが、ジュイィ先生、内容はすっかり忘れていました。

また一から説明です。

その場でドクターの手元にある資料を読んだり、私から渡す資料を読みながら
事情を把握していくのですから、時間がかかります。


ひととおりのことがわかると
「じゃあ、診察するから、生まれたときの格好になって、準備できたら声をかけて!」
と、隣の診察台のある部屋へ行くように言われました。

「え、すっぽんぽんですか~?」
「そう!上半分、下半分、って半分ずつ診ることはしないよ!」

婦人科で診て貰う必要のあるところは、上下にありますが・・・
また、いつものように検査は処方箋をもらって別の機関に行くのだろうと思っていたので
急にすっぽんぽん!と言われたことと、
今までの検査では、一度に全部ということがなかったので
ちょっと驚きました。

そして、ドクターの前とはいえ、すっぽんぽんというのは、間抜けですね。


まずは、胸や脇の触診です。
「傷口はきれいでしょう?!?」といつものように、私の方から傷口の自慢をしました。

それから、フランス語で Frottis フロティ と呼ばれる
日本だと子宮頸がんの細胞診のための細胞採取・・・
以前に一度受けたことがありますが・・・
これが、痛い。

細胞を採取するのは、どこもそれなりに痛いですね。

「力が入ってるよ~。リラックスして~」と言われても
痛くて、力が入ってしまいます。

そして、お腹の内側と外側からの触診が続きました。


触診では、特に異常はありませんでしたが、
一応エコーの検査もしましょうと処方箋を書いてくれました。

「このエコーの検査の結果を持って、また先生に会いに来ればいいんですね?」と聞いたら
「僕が検査するんだよ~」

つまり、ここの同じ受付で、この処方箋を持ってエコーの予約を取って
そのときに、このドクター・ジュイィ自身がエコー検査をしてくれる・・・
ドクターにとっては、通常の当たり前のことなんでしょうが
この病院の婦人科にかかるのは、初めてとも言っていいのでシステムを理解するまで時間がかかりました。

それに、このドクターのものの言い方が、カチンとくる。


細胞診の検査結果で何か異常があったら、連絡をくれるそうです。
「異常がなければ連絡しないからね~」
「わかりました!」

なんだか高飛車なドクターにいい気持ちはしませんでしたが
半年後の検査が終わったというすっきりした気持ちの方を大事にしたいと思いました。

エコーの検査は、5月の初め。
エコーも予約がいっぱいだそうです。

放射線治療が終わって約一年に当たる10月頃に
マンモグラフィの検査を受けるようにと、その処方箋ももらいました。
その予約も早めにしないといけませんね。


日本でもフランスでも、ドクター不足はこれから益々深刻になるようですね。
どうやったら解決するんでしょうか。


後ろ髪は、かなりくるくる、ふさふさ生えてきましたよ。

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前髪は、相変わらず遅々として伸びてきません。
河童みたいです。


歯科以外はしばらくは、ドクターとのランデヴーはありません。
次回は、4月の後半に神経の専門のドクター・アンドルーのところで筋電図を取ること。
それから、5月の婦人科のエコーです。


ドクター・ジュイィとはあまり話をしたくないので
細胞診の結果に異常がないことを祈っています。

何かある場合は、これから毎年、
ない場合は2年に一度、この細胞診を受けていくことになるそうです。


経過観察の検診としては、3ヵ月後の7月にドクター・ステファンの所へ行きます。
まるで赤ちゃんのように、3ヵ月毎の検診が続くわけです。
手術や治療で、体が生まれ変わったようなものですから、
赤ちゃんのように大事にしていかないといけないってことですね。

折りしも、復活祭の時期になりました。
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by echalotes | 2010-04-02 23:55 | 患者の気持ち

またいきなりですが、
「海草禁止令」が撤回されました。

24日に行った血液検査の結果を持って
26日の金曜日に、Endocrinologue 内分泌科の専門医 の診察を受けました。

カテドラルから一直線に伸びる通りの18番地に
そのドクター・ボワッソンのキャビネがあります。
同じ通りの40番地に神経の専門にドクター・アンドルーのキャビネがあるので
まさに、一件一件お医者さんのところの扉を叩いている印象です。

今度の血液検査の結果は、以前の結果とは逆の値で
患者の私にはよくわかりませんが、
ドクターは、甲状腺ホルモンが上がったり下がったりを繰り返しているのだろうと言っていました。

「それで、結局私は、病気なんでしょうか?」と聞いたところ
首を振ってくれました。

治療も薬もいらず、1ヶ月後に再び血液検査をして様子を見るそうです。

ホルモンというものは、なんだかよくわからないものですね。


ネクタイをきちんと締めたドクターは、万年筆でいろいろ私に関することを
紙に書いている最中でしたが

「ひとつ大事な質問があるんですが、海草は食べちゃいけないんでしょうか?」

と聞いてみました。


かかりつけのドクター・ステファンに「海草は控えた方がいい」と言われてから
おせんべいにちょっとついている海苔さえ避けてきたので
これからもこれを続けなくちゃいけないのか、
多少は食べてもいいのか、
私にはとっても大事な質問でした。

ドクターは、海草は関係ないと言ってくれましたよ。
「ブルターニュ地方の人のように海草を食べる生活を送っている人たちを
全て移住させるわけには行かないでしょう~?!」って笑いながらね。

「海草が食べられる!」
これが何よりも嬉しいこの日の診察結果でした。


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マルセルとウィリーのワイン屋さんがすぐそばだったので
思い切って、いったいマレの小屋の屋根の修理はしてもらえるのかどうか
聞きに言ってきました。

なにしろ、2週間連絡がないので、当てにしていいのかどうかだけでも
聞きたかったのです。

このことは、また別のところに書きましょう。


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(追記 これは、ベニコブシと思われる)

カテドラルの手前の市役所の小さな庭に
こぶしのような花が咲いていました。
なんだろうとしばらく見上げてしまいました。

横断歩道で待っているとき、お迎えタクシーが目の前を通って
顔なじみの運転手のお姉さんが手を振ってくれました。
小さなことだけど、こんなことも嬉しいものです。


ところで、24日の血液検査は早朝に行われ、
珍しく吸血鬼技師は男性でした。

針が刺さるときは痛くなかったので嬉しく思いましたが
その後、ずいぶん長い間、血を吸われました。

絶食でなくてよいと言われていたけれど
紅茶とオレンジジュースだけしか摂ってこなかったので
血を吸い取られている間に、元気も吸い取られてしまいそうでした。

一生懸命、
「おいしいクロワッサンとパン・オ・レザンを買って
帰ったら朝食のやり直しだ!」と考えました。

パリパリのクロワッサンを売っているお店は閉まっていたので
それを食べる夢が消えて残念だったけど
血液センターの少し先のお店まで歩いて、
モチモチのクロワッサンとパン・オ・レザンを買いました。

そして、家に戻り、半分眠りながらむしゃむしゃ食べてる時には

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三日月と満月を食べてるみたいで幸せを感じました。


おいしいものをおいしく食べられる幸せは大事にしないとな、とつくづく思いました。

おいしさをじっくり感じるためにも、来週には歯科にも行きます。
採血と婦人科の診察もあります。

5年続けなければいけないホルモン治療も、すでに6ヶ月目に入っています。

時は過ぎていきますね。
雨でも、風が吹いても、春を感じて今を楽しみましょう。


追伸 
髪の毛が長く伸びてきてタオルで拭くだけではすっきり乾かなくなってきたので
ドライヤーを使い始めましたよ。
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by echalotes | 2010-03-26 23:08 | 患者の気持ち

いきなりだけれど、
「海草禁止令」が出てしまいました。

今朝、甲状腺の問題でもう一度血液検査を受けるための処方箋をもらうために
かかりつけのドクター・ステファンのところへ行ってきました。

先日の甲状腺シンチグラフィの結果をドクターに見せ
シンチグラフィのドクターに
「甲状腺の治療薬を何か飲んでいますか?
海草を食べていませんか?」と聞かれたことを話し、

「海草は食べちゃいけないんでしょうか?」と聞いてみた。

「避けたほうがいいね」と言われた。

「日本人は、みんな海草を食べるんですが、
そうすると、みんな甲状腺の病気になっちゃうんですか?」

「ははは、これは日本人の病気かもしれないね~」

と、笑い話になったけれど、多少は食べてもいいんじゃないのかな
と思わずにはいられません。

内分泌科の専門のドクターの診察の際に
詳しく聞いてみることにします。

それまでは、「海草禁止令」を守ることにします。
でも、禁止と言われると、ワカメの酢の物やひじきの煮つけなど
食べたくてしょうがなくなるものですね。


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それから、もうひとつドクター・ステファンに質問をしました。

抗がん剤、放射線治療後にまだこれといった経過をみる検査をしていません。

南仏の病院にお世話になっていたときには
「抗がん剤、放射線治療が終わった段階で、全てまた検査をしましょう」
と、言われていたし、
知り合いの中にも「その後、検査の結果はどうなの?」
「治療後検査をしていないのは、おかしいわよ。自分から検査をしたいっていわなくちゃ。」
と言う人たちがいて、

放射線治療が終わったときに
オンコローグのポワーットドクターに「検査はしないのですか?」と聞いたら
「必要ありません」と言われたのをまともに受けていていいのか
と、ちょっと不安になったので

「骨シンチグラフィなどは、受けなくていいのでしょうか?」

と聞いてみました。

ドクター・ステファンは
「骨シンチは、痛みが出た場合に受けるようになっている」と返事をしてくれました。


この町で自宅で生活をしながら治療を続けていくと決めたのは、私自身です。
私は、ここのドクターたちの言うことに忠実でいたいと思います。

もちろん、何か疑問に感じたことや、不安なことは質問したり、相談しながら
解決していくようにしたいとは思いますが、
基本的には、このドクターたちを信頼しているし、していきます。

ドクターたちとの信頼関係がどんなに大事か
それは、ツバメの王子の最期の日々を一緒に過ごしていたときにも
強く感じたことでした。

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心配してくれて、いろいろ助言してくれる人がいるけれど、
私自身は、何か異常を感じない限りは
今は、できるだけ気分よく、気持ちよく過ごせる時間を多く持ちたい、
明るい気持ちでいたいと強く思うのです。
そして、日常の些細なことを大事にやっていきたいと思うのです。

ただ、海草はできたら少しは食べたいです。

海草がダメでも、魚や貝はいいですよね。

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コックと呼ばれる貝を買って、パスタと一緒に食べました。
海の香りはいいですね。

「海草禁止令」が撤回されますように、と祈っています。


用事で診察後に町に行ったら、カテドラルの大きな扉が開いていたので
光がきれいだなと思い、写真を撮りに中へ入りました。

写真は、そのときのものです。
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by echalotes | 2010-03-15 22:09 | 患者の気持ち