命日 毎年のランデヴー
2010年 12月 14日
ツバメの王子へ
3年が経ったよ。
すっかり忘れていたけれど
去年の今日、約束したことを
ツバメの王子はちゃんと果たしてくれたね。
この一年、ちゃーんと見守っててくれた。
やっぱりいろんなことがたくさんあったけれど
大変なときには
必ず、いろんな形で助っ人を送ってくれたね。
びっくりしちゃうくらい。
今日もクリスマス10日前のデートだね。
ヴァレンタインの2ヶ月前だっていうことにも気がついた。
毎年この日を迎えるまで、少しずつ寒くなる季節は
なんだか気持ちがわさわさ、ざわざわして
心が痛くなったりすることがあるけれど
不思議と、この日になると穏やかな気持ちになるね。
命日というのは、そういうものなのかな。
カシューはとっても大きくなったよ。
あーたつまらなそうな顔をしてるけど
そろそろサンタのおっちゃんは、北のお国を出発したんじゃない???
もうこれ以上大きくなったら大変だ!
このベンチにも一緒に座ったよね。
マレでは、いろんなことが起きるけど、
相変わらず自然もりんご姫を助けてくれる。
特に今年は、嬉しいたくさんのお客さんが
遠くからここまでやって来てくれたよ。
今日はとっても寒い。
私たちの「渡し」の周りもしっかり凍ってしまっていたよ。
だから、私たちの島までは行けなかった。
その代わり
家に戻ってから
マレでの懐かしい出来事をいろいろ思い出しながら、お線香を焚いたよ。
ツバメの王子やりんご姫のことを思ってくれてる友達の分も
お線香を焚いたの、わかったでしょ?
お線香の香り、嫌いじゃなかったものね。
去年と同じことだけど
やっぱり書いておきたい。
クリスマスの10日前のデートは毎年
「見守っててくれるよね」の確認のデートだね。
「Si tu veux, tu peux!!!」といつも背中を押してくれたのもツバメの王子だった。
今も自分でそう言いながら、前へ進もうとやってるよ。
やりたいこと、やれること、やらなくちゃいけないこと、
その中で右往左往することもしょっちゅうだけど
うまい具合いに、いい方向へ、そっちから背中を押してね。
また一年、どうぞ見守っててね。
お願いします。