はたけ番さんと八ヶ岳の秋を楽しむ
2010年 11月 20日
八ヶ岳の南麓にお住まいのはたけ番さんとは、もうずいぶん前からのブログでのお友達だ。
もう5年くらいになるかしら?
最初は畑のことで知り合ったけれど
フランスのことについてもいろいろお話ができることがわかり
さらには、
ブログで「八ヶ岳の写真をもっと見せて!」「夕焼けの写真もね!」という
りんご姫のリクエストに答えてくださり
その夕焼けの美しさに感動して、編み物の色合いにまで夕焼けが飛び込んだり、
そして、
今回も八ヶ岳の紅葉を見に行くのでお会いしたい~と
いつものりんご姫のフランス式?!図図しさで
紅葉と落ち葉に囲まれた!?お宅までお伺いしてしまったのであった。
日本で見たい山はたくさんあって、北は利尻島や北海道だって東北だって
関西だって中国地方だって四国だって、南は九州も沖縄も屋久島も
かつてこの足で歩いたところ、登ったところ、いろんなところへ行きたかったけれど
東京からあまり遠くなくて
そして
りんご姫にとっては、山登りの原点ともいえる八ヶ岳にまず行くことは
これまた当然のことであったとも言えるのだ。
いっとう最初に「山へ登った」という気持ちを味わったのが
清里からすぐのところにある低山の飯盛山であり
あの時もお転婆をして、弟の後について岩場の上へ行ったものの動けなくなって
通りがかった山男のお兄さんに助けてもらったな~
小学生だったりんご姫の体重が見かけより重かったようで、お兄さんとともにずるっと
山から落ちるかと思ったね~
それから
学生時代に、前を歩く先輩の足元だけを見て、とにかく後をついていくので精一杯だった
初めての登山が北八ヶ岳だった。
まっすぐ歩いているのに、
どうして地図上で北へ向かったとか、東へ折れて・・・とか歩く方角が変わってるの?
と不思議に思ったことが懐かしい~
なんて、いろんな思い出が湧き上がってくるのと同時に
そんな思い出の山の前に今、いるんだ
ここまで現実に来られたのだ!
って、治療のためにベットにいたころに比べて
ほんとに元気になったんだなという実感を味わえて
にっこにこになった。
はたけ番さんお勧めの
〝こちら側から〟の富士山はとってもすっきりとした表情に見える。
そうそう、この林!「こんにちは!」って挨拶したくなっちゃうね。
はたけ番さんが番をしている~畑を実際に見ることができるなんて
これまた嬉しい!
透き通った水が流れてる。
これも、とっても日本を感じることのひとつだ。
マレにも、こんな水が流れていたらな
わさびやお米も作れるだろうに・・・
雲海の上に顔を出す富士山、
もう一度「うほほ~」って叫びたくなる八ヶ岳、
写真を撮りながら、両手で抱きしめてる気持ちになる。
「農のいろは塾」の看板も挨拶してくれてるね。
ふと思ったけど、後で話題になるなんとか倶楽部の看板、
ラーメン屋さんみたいな黄色いのの代わりに
こういう看板を立てればいいのよね。ね、はたけ番さん!
マレには、「マレのABC(アーベーセー)塾」って看板を立てようかしら~。
これは畑のお隣さんの大根だそうだけど
きれいに並んでるわね。
土も野菜もマレとは違うわね。
マレの土に比べ、とてもさらさらしてるように見える。
「こうやってね、少ししゃがんで見ると、麓の建物が見えなくなるのよ。」
ほんとだ!山だけがきれいに見える。
畑や土地が〝段々〟になってるのも日本的に思える。
実にいい季節にここへやって来られたものだ。
おまけにこのお天気、紅葉も山も美しいものがさらに美しく見えるね。
りんご姫の人生の〝科学班〟のスーちゃんは
あまり見かけることのない気圧計に興味を示した!
この気圧計の出身地を知ったりんご姫は、次の旅のことをちょっと考えた!
富士山と八つを充分に眺めた後は
武田信玄が築いたという伝説が残る三分一湧水へみんなで行った。
はたけ番さんも折々にこの三分一湧水を紹介してくださっているので
なんだかとても愛着を感じている名称と場所だ。
そして、ここでも紅葉が
美しい!
「美しい!」ばかりが口から出てくる!
はたけ番さんに会い、八つを愛で
三分一湧水を見ただけでも、もう嬉しくて満足だけど・・・
「みんなが観光で訪れるところへも行きましょう」と
連れてってくださったのが、まず
陶芸の展示販売をしているお店夢宇さんだ。
まるで美術館のようなお店よ。
そういえば、来年はうさぎ年ね。
ここは、少し標高が高いので、空気がひやっとして
そして、どこかから焚き火の匂いがしてきて
何気ない日本の秋の風景・・・
幸せを感じずにはいられない。
さて、この日は、これからまだまだ楽しいことが続く!