不思議の国のプースちゃん「あぐれあーぶる agréable な一日」の巻き
2010年 09月 20日
朝は朝焼け、清清しくて気持ちがいい。
「行き先は知ってるよ」
「あたしは、準備OKよ。さあ、行こう!」
今日のいちばん大事な予定は、
マレの我が島でゆっくりお昼ごはん!
メニューは
ヤギのチーズとズッキーニのキッシュ、
ビーツのシンプルサラダ、
パンと赤ワイン、
食後には果物で特別なメニューではないけれど
野菜は、この目の前の畑で育った野菜です。
「あたしは食べ終わったんだけど・・・
母さんたちは、テーブルから動かないね~」
マレの仲間が私たちに声をかけながら船で島の横を通っていく。
「ボンジュー」とか
「ボナペティ!」とか
「君たち、幸せそうだね~」
「うーん、とっても気持ちがいい!C'est très agréable!」
「なんて幸せ!Quelle bonheur!」
ほんとうに、のーんびりとゆっくりと食事をしたあとは
船でマレ散歩!
クリクリ師匠の島の前まで行って折り返し・・・
と思ったら
ちょうどそこに居合わせたトニオ大先生とクリクリ師匠も顔を出し、
向こうからはフィフィ兄とナデット姉が船でやってくる。
プースちゃん、りんご姫の世界のマレの仲間たちに遭遇である。
「とっても素晴らしいところね!C'est un endroit formidable!」と
プースちゃんが繰り返す度に、みんながニコニコするのがわかった。
白鳥も押し寄せるように迎えてくれた。
船頭さんは、漕ぐのに集中!
のため、カメラはポッケの中!
棹を片手に、カメラは反対の手に・・・の曲芸は、お客さんのいない時だけね。
トニオたちが、「コーヒー飲んでおいでよ」と誘ってくれたけど
昨日は外からしか見られなかったカテドラルの中の見学もしたいし、
マレももうちょっと遊覧観光しなくちゃね。
土手沿いのイエーヴル川を通って、我が島に戻り
また港へ向かい、
モクゲンジ通りを通って家に向かい、
そして、街へ歩き出した。
石畳を歩く、歩く。
「この街に来るなら、歩くのが好きじゃないとだめね~」
カテドラルの中では静かに休憩しながら、高い天井を感心しながら見上げる。
小さな町だけど
2,3日じゃ、足りないんだな~。
見ていってほしいところを全部見てもらえないのよね。
「また来年来ようかしら」
「そうそう、もてあまし気味の収穫野菜を調理するのも手伝ってね」
そんな話を、大昔、市場があったというゴールデン広場の
木骨組積造りPan de boisの家々の並びにあるレストランで
またべらべらとおしゃべりをして
あっという間に一日が過ぎて行ったのであった。