マレ野菜の食卓③ 葉っぱたちのてんぷら
2010年 07月 12日
今日は朝から雷雨。
雨戸も締め切って
薄暗いせいで
カシューは、いつまでも目が覚めず寝ぼけているよう。
気温もぐんと下がって
急に秋になってしまったみたい。
それで、
急にガスやオーブンを使った料理もしたくなるし
たまっているアイロンかけもどんどん!?片付ける気になる!
それで、それで
以前からokimuffさんが「これはおいしいからやってみて!」と言ってくれていた
にんじんの葉っぱのてんぷらに挑む日が
突如やってきたのだ!
まずは、にんじんの葉っぱとセロリの葉っぱを小麦粉だけで揚げてみよう。
つやつやのさくさくで
むしゃむしゃとして少したって苦味が口に広がるよ。
それからにんじんとにんじんの葉っぱをてんぷら衣で揚げて、
さらに
地上と地下の共演で、両方を混ぜて掻き揚げのようにもしてみた。
にんじんとにんじんの葉っぱの共演は、大成功!
甘みと苦味がいい具合。
にんじんのてんぷらが五線譜のように見えて
にんじんの葉っぱはト音記号のように見えて
だから、
音符のようなお豆のごはんも食べよう。
遠野で出会った河童をここまで連れてきたのだよ~
それから、それから
オーブンから出てきたのは
レモンはマレではとれないから買ってきたものだけど
さわやかな味のレモンマフィンだ!
「いちご姫ちゃん、一回目よりも上手に焼けたよ。でもあたしは味見をさせてもらえなかったの・・・」カシューより
ちょっと他のみんなよりもよく焼けてるのは・・・
蚤の市で見つけた型で焼いたものだけど
洋ナシとぶどうの模様は繊細すぎて、マフィンにはくっきり刻印できなかったわね。
夕方になって太陽が出てきた。
カシューと
花が終わったモクゲンジを見上げながら
雷雨で溜まった船の水を汲み出しにマレの港へ向かった。