春のマレ仕事23 玉ねぎな日とペコちゃん先生に会いに行くの巻
2010年 04月 21日
朝の空気に包まれたマレもいい。
緑も茂り始め
遠くのカテドラルの塔は見えるが、壮大な姿は見えない。
しばらくは世界遺産も緑に隠れる季節になったわけだ。
島を一周中ですが
ここで
収穫前情報を現場から!!
現場のラディッシュでした!
幸せ前情報もお伝えしましょう!
幸せのすずらんは大事に囲いました。
さて、畑仕事に取り掛かる前に
カフェ・マレが9時に開店しました。
このマグカップは2001年に我が町から、白ワインで有名なサンセールの町までの歩け歩けたい会に
参加したときの参加賞!
まるで山の朝のようだ。
景色はマレだけど。
午前中、黄色い玉ねぎを30粒、植えつける。
今日のお昼は家に食べに帰る。
まるまると太った花のせいで、姫りんごが大きくなったみたい。
カシューの散歩公園のプラタナスにも緑のべべたちが現れた。
公園には散歩をしに来たのではなく
ペコちゃん先生のいる歯医者さんのお城に向かう通り道なのだ。
公園を通り抜けたら、ガンベッタ通りが迎えてくれる。
満月のような笑顔のペコちゃん先生の治療は、毎回15分程度だ。
大きな口を開けて・・・
これ以上続けたら、あごが外れそうだ!という手前で治療が終わる。
治療の手際のよさや、会話に見られる心遣い、ほんとにいい先生に当たった。
麻酔も、ひどい痛みを感じるとサッとしてくれる。
それも、後で口の感覚がなくなるような麻酔ではなく、痛みが感じられない程度のものだ。
今時の日本の歯医者さんも、そういう麻酔の仕方になってるのかな。
それに、「今時の日本の歯医者さんなら、これも使っているはずよ~」って先生は言ってたけど、
レントゲンがデジタルなのに・・・りんご姫はびっくりした。
患者は動かず、その場で「はい、見て」!
レントゲンを撮ったと思ったら、目の前のPCの画面にレントゲンの映像が写る。
しばらく行っていなかった歯科の技術の進歩に驚きながら
満満開の姫りんごを口を開けて見ながら
家に戻り、カシューを連れてまたマレへ
戻る。
ハクチョウたちも
なんだか満開の花のように太ったんじゃない?
午後は、まぁ大変!
150粒ほどの赤いたまねぎを植えつけた。
急に、玉ねぎ農家の嫁になったような気分だ。
ジョゼが「あげる」というのでもらった赤たまねぎなのだが
「わたしのところでは植えてないから、できたときに、カリフラワーとかと交換しよう!」
と、勝手に決められていたようで!
結局、袋に入っていたたまねぎのべべたちを全部植えたのだ。
植えつけたところには、黄色い紐を貼った。よく見えないわね。
この紐の・・・いちばんの・・・目的はカシュー対策だ。
興奮すると縦横無尽に走り回っちゃうカシューにあちこち踏み崩されたら大変だからねっ。
雲を見ながら、アイスランドの噴火した火山からの灰も
この雲の中に混じっているのだろうかと
アイスランドからここまで、どのくらいの距離があるのだろうかと思った。
島を離れる前に、カッコウの鳴き声を聞いた。