手あれの季節とハンブルグ
2009年 12月 30日
ハンドクリームを切らしてしまって
最近はずっと薬局で売っているハンドクリームを使っているので
安々ドラッグストアに買いに行ったときには
「本日は特別にお休みします。」とあり
フランスではこの「特別」がしょっちゅうあるんだけれど
そんなふうに日々が過ぎていってしまって
久しぶりに見たニベアの青缶に雪が降っていて
きれいぃ。
ようやく手に塗るクリームが洗面所に並んだ。
雪の模様は3種類もあった。
ワインやチーズ売り場で、かなり長い時間を費やす人はいるけれど
ニベアの缶の前で、時間をかける人は
少なくとも我が町には
りんご姫以外にいそうにない。
ニベアがおそらく
自分で初めて使ったクリームであるというのも懐かしいけれど
3年前にほんの数日だけど
初めて訪れたハンブルグの町で
「ニベア」がこの町の出身であることを知った
のも懐かしい。
ハンブルグは、ドイツの北の方にあり
ドイツと言うよりも北欧の香りがするな
と、北欧に行ったことがないのにそう思った。
あの時は、まだデジカメを持っていなかった。
毎年凍るという湖がその年は凍っていなかったけれど
やはり寒い冬には違いなく
その湖のそばで飲んだグリューワインは
とてもおいしくて温まった。
夜寝る前のたっぷりニベアに
手袋はめて
手あれは、2009年とともに
さようなら。
でも、夜中のホットフラッシュ攻撃で
「手袋はどこ?」と探すのが毎朝の行事である
2009年から2010年の冬である。
「HARIBO」はフランスのものだと思っていたら
このグミのお菓子の会社もドイツなのね。
こちらはボン出身。
そうよね、
フランス人が「H」から始まる名前をつけるはずがない。
フランス語では「H」が無音のことが多いので
この「ハリボ」も彼らが発音すると「アリボ」!!
このHARIBOという社名は
グミを開発した HANS RIEGEL ハンスリーゲルさんの
HANS と RIGEL そして BONN ボンの
頭文字2文字ずつを取って名付けられたそうだ。
いろんな種類のグミがあるけれど
このきれいな3色のグミは
しばらく前に
「新製品です!」と洋服屋さんの店頭で味見をさせてくれた。
なかなかおいしいなと思ったけど
グミが食べたいと言うこともなく
買うこともなかった。
でも、このきれいな色がお正月向きじゃない?
あら、止まらない!
お正月が来る前に食べ終わってしまった。
おいしいし
噛み応えはあるし
口の中がさっぱりする。
ボンボン
アリボ
ブラボー!!!